ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン~⑩RHA MA750i~

体調を崩したりして、いろいろとへたばっておりました。。。決してコミケに行って体調崩したわけではありません、決して。参加された皆様、大変にお疲れ様でした~m(__)m

本日の話題は、イヤホン続きです。

 

 RHA MA750i

店舗が新しくなった、某有名秋葉原イヤホン店にてなんとなく試聴を繰り返していたら気になって捕獲しておりました。兄弟機として、MA600という下位機種、またリモコンがついていないMA750という機種もあります。前回はMA600についてレビューしております。そちらはイヤホン~⑨RHA MA600~ - ヘ音記号のひとりごとからどうぞ。

  • ハウジングは普通。下位機種と同様、アルミニウムの削り出し。Shure掛け必須なので、ワイヤーはイヤホン本体の近くで曲がるようになっています。
  • イヤーピースは小さめ。これでもかっというくらいにおまけのイヤーピースがたくさんついてきます。この中から選べばきっと好みのものがあるかと。SMLと2段キノコ、フォームまで。
  • 音域はマイルドなドンシャリ。低音はちょっと多めですが、品が良い。高音のキラキラもありますが、全般的には典型的なD型といったところ。ただしかなり高レベル。
  • タッチノイズはさほど気にならないです。が、ケーブルがグレーで「ばいーん」としなりがある形。ちょっと好き好きなのかもしれませんね。
  • 遮音性は高めです。
  • 音量は取りやすいタイプです。さほど音量上げなくても大丈夫。リケーブルができないですがipodなどDAPと直付することを想定しているのではないでしょうか。
  • 音場は広め。例えるならホールの演奏を1階席中央で聞いているような見晴らしの良さがあります。そういった意味では結構個性的ですが、私は好き。結構受け入れやすい感じだと思います。
  • 精細感はそれなり。高音のキラキラはいい線いってますね。90点くらい。(=かなり高いレベルで良い音だけど、満点かといわれるとそうでもない)
  • リモコンは結構特徴的な形状。効きも十分ですが、操作するにはちょっとしたコツが必要かもしれません。作りの良さは感じます。

このイヤホンのアピールポイントは「音の柔らかさ」「音場」「作りの良さ」だと思います。非常に音が柔らかく、聞いていて優しい気分になれます。音場も特徴があり、なかなかこういったイヤホンは見ません。なによりもこの価格でこれだけの性能であれば迷わず買い!でしょう。あとは太刀打ちできるような対抗製品はSenhiserくらいしか思い浮かびませんからねぇ。IE60、IE80くらいかなぁ。ドイツ製かイギリス製かどちらがいいか、というくらいの好みの問題だと思いますので、ぜひ一度試聴をおすすめします。良くも悪くもリケーブルできないデフォルトケーブルの「ばいーん」という点がマイナスポイントかなぁ。。。