ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

巷を賑わすHarris Tweed

冬将軍様が到来した影響か、どうも最近の首都圏は本当に寒くなってきています。すでに真冬の寒さが到来しているのでしょうね。そんな中、ようやくあったかグッズも本番。で、今日はこんなお題。

Harris Tweedの手袋が欲しい!

一昨年から流行の兆しを見せているハリス・ツイード。ナンジャラホイという方のための説明記事がこちらになります。端的にいうと「生地の名前」ですね。乱暴にいうと「西陣織」みたいな織物の庶民的な感じ。@スコットランド、という感じでしょうか。


で、この生地を利用して今年爆発的な人気を誇っているのが、なんとあの「ファッションセンターしまむら」の手袋です。詳細は下記NAVERをご参照いただきたいのですが、私の周りでは案の定売れ切れていました。なんでこんなコラボレーションが可能だったのでしょうか…。


ともあれ、この手袋どこもかしこも大人気ですので、Amazon先生でもえらく簡単に見つけることができます。そんでなくとも、名のある百貨店の紳士服コーナーでは普通に取り扱いがあり、8,000円(!!!)前後でなんなく購入できます。いま流行りのスマホ対応の革の手袋、後ろにはタータンチェックとHarris Tweedのロゴ。なんて今風なんでしょう。もしこれ装着してたらかなりイケメンですね。(但しイケメンに限る) 

 そんななかで、先日楽天スーパーセール(Amazonでも同じような製品がありましたのでコチラを拝借)で、この生地を利用した手袋、ほぼ半額で売ってましたんでぽちっとしてしまいました。多分下記製品と同じものだと思います。これが高級な値段の手袋とどの程度異なっていたか、というのが今回のテーマです。

結論から先に書きます。

見た目一緒!中身は違う!
  • 手の甲の部分のHarris Tweedの生地は間違いなくHarris Tweedです。これは問題無いですね。
  • ブランドはノーブランドでした。日本ニット協会といったようなタグがついていたような気もしますが、これはブランディングをしないことで安価に提供いただけることになったのでしょう。
  • 革は若干柔らかめです。若干の頼りなさを感じる柔らかめ。
  • 縫製はしっかりしていますが、若干サイズは大きめかもしれません。手の形にジャストフィット!と行きたい方はサイズまで吟味して購入すべきでしょう。
  • 手袋の内側に使っている素材は普通です。高級な手袋になると「おほぉぅ」という快感がありますが、これは至って普通。悪くはないし良くもありません。
  • 今年のHarris Tweedは、手袋をしたままスマホがスムーズに操作できるというのが売りのようですが、この手袋にはそんな機能はありません。

ということで、ざくっと振り返ってみましたが、素材感としてはかなり高いです。ブランドのタグも相まって非常に自己満足度合いは高め。ただ、本当に良い物を知ってしまうと若干の見劣りがするのも確かです。そのあたりが値段の差にもなってくるのでしょうね。とはいえ、この手袋、4,000円分の価値があるかどうかと言われれば私は胸を張って「あります!」といえるでしょう。8,000円の手袋に触手が伸びにくいみなさまも、このあたりから検討してみてもいいかも、ですね。