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ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン~⑰Philips SHE9700~

イヤホン イヤホン-ダイナミック型

昨日の首都圏ではまるで4月の陽気。なのに今朝はちらっと雪が混じっていたようです。なんとも天候の変化が激しい昨今です。風邪にはホント皆様気をつけましょうね、オトナのインフルは切ないです、いろいろな意味で。

今回は、いつものイヤホン記事ですがちょっと毛色が違います。

Philips SHE9700

最近増えすぎた子供たち(=イヤホン)を整理するため、秋葉原の某イヤホンショップに行きました。で、例のごとく片っ端から試聴していたのですが、気まぐれでエントリー機でも聞いてみようかと思ったのです。今までは、「安かろう悪かろう」という意識があったもので、正直食わず嫌いしてたのですが、いやいや、予想を覆される結果となりました。なので、しばらくエントリー機特集を開催しようと思います。(つまり、どのイヤホン買うかどうか迷って結局大人買いしてしまったのよね、あな残念。)

今回は、その界隈では銘器と呼ばれて久しく、たぶん一番売れているこちら。

【アウトレット】 フィリップス カナル型イヤホン SHE9700-A

【アウトレット】 フィリップス カナル型イヤホン SHE9700-A

 

注意点として、すでにこの製品は市場から消えつつあるんじゃないかと思います。なぜならば、後継品(SHE9710)がすでに出ているから。でも巷ではどちらも高評価で、昔のほうが良かったという人も多いみたい。じゃー試してみましょう、ということでまずは旧機種から。某デラックスな方が絶賛していたイヤホンです。今購入するのはAmazonでアウトレットとして売ってますので、確保したい方はお早めに。なお視聴前にエージングを10時間程度行った後に聴きこんでいます。

  • ハウジングは良くも悪くも特徴的ですね。さすがに上級機に比べるとカッコイイとは言いづらい見た目。敢えていうとカラーリングは4色から選べます。
  • イヤーピースはSMLがついてきます。シリコン状の普通のイヤーピース、若干柔らかめ?
  • 音域は極めてノーマル。若干低音域弱めかな?と思いましたが、私が変態イヤホンばっかり最近聞いているから気のせいかも。このあたりは以前レビューしたFidelio S2の基本となったコンセプトそのまんま、美音系を目指しているメーカーの姿勢でしょうね。大いに好印象。
  • タッチノイズは普通。というか、標準で使おうとするとケーブルがそもそも短いのであまり気にならないかも。ズボンのポケットにDAPを入れて利用しようとすると延長ケーブル(添付してます)をつけないと無理です。
  • 遮音性は若干弱め。電車の中で使ってもアナウンスが聞き取れないことはありません。
  • 音量は普通にとれます。
  • 音場は横に広いです。heaven IVほど広くはないですが、それでも横に長く、縦に短いのが特徴。ステージの真ん中で指揮台に立ってるような感じ。ウイーンフィルのラデツキー行進曲する時の指揮者のような感覚といえばいいかしら?(果たしてどのくらいの方がこれわかってくれるだろうか…)
  • 精細感は、価格なり。大検討はしているのですが、やはりここはコスト掛けないと良化できない部分なのかもしれません。D型としてはいいのですが。一段上を目指すのであればおとなしく予算1万円で検討するのが良いかと思います。
  • 意外としっかりとしたキャリングポーチがついてきます。これは嬉しい。

というわけで、レビューしてみました。私のポリシーとしては試聴して好みに合わない製品は買わない/聞かない主義ですが、こいつはしっかりと聞くことが出来ました。それくらい、バランスも良いし聴きざわりがとてもよいです。が、よく聴きこんでいくとやはり価格なりの部分がちらほら。まぁこれはしょうがないですね。

AmazonBasicsとの比較もついでに。Amazonの方はかなり分厚い音になっています。その分雰囲気作りが上手い。ただし、濃い。ずーっと聞いていると疲れるかもしれません。喩えるなら「動けるおデブさん」「こってりとした洋食」。その点、SHE9700はかなりあっさりして多少物足りなく感じるかもしれませんが、毎日聞く、聞き流すことが多いようなシチュエーションにいいのかもしれません。喩えるなら「極めて平均的な人」「和食」って感じでしょうか?どちらもGoodですが、万人受けするのはSHE9700でしょうか…。楽しいのはAmazonBasicsですが。

というわけで、次回はまたエントリー機が登場する予定です。それはそれでお楽しみに。