ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

甲子園名物?「大阪桐蔭」の応援

大阪桐蔭高校。いま甲子園で活躍中ですが、その応援もひとつの見所です。例年、夏の甲子園ではありえないTp.のハイトーンが聴きどころのひとつですが、今回は最新曲をレパートリーに加えることで彩りを添えているようですね。

本日の駄文

今年は桜の咲き誇るペースが早いですね。来週が桜まつりというところが多いようですが、そこまで都内の桜はもってくれるでしょうか。週末は雨予報、なるべく早めにお花見をしたほうがいいでしょうね。しかし、どこにいっても混んでいるのが残念ですが…

甲子園名物?「大阪桐蔭」の応援

春の選抜ももうすぐ終わります。高校野球はなんとなーく「ながら見」をするには非常によいコンテンツで、日曜の昼間とかなにもすることがない日はぼーっとテレビをつけていたりします。それこそ、もと高校球児の皆さんは野球そのものをみるのでしょうが、私の場合は視点が若干違います。もと吹奏楽部員だったみなさんは、大体「応援の演奏」を聞いていたりします。Yahoo!ニュースでも記事になっていたりします。

zasshi.news.yahoo.co.jp

その記事の中でも話題に上がった大阪桐蔭高等学校。その一部を抜粋させていただくと、以下の様な記載があります。

 特に際立つのが、ピカピカに光り輝く、大阪桐蔭のスーザフォン。スーザフォンとは、朝顔のように大きく開いたベルが特徴の、野外用の低音楽器。立っていても吹きやすい形状で、通常はチューバ奏者が担当する。多くの学校が、繊維強化プラスチック(FRP)製の白いスーザフォンで演奏する中、大阪桐蔭のスーザは1台約100万円の真鍮製。ちなみにFRP製は約50万円なので、ほぼ倍である。同校にはスーザフォン奏者が10人ほどいるが(多い! )、アルプススタンドから、真鍮だけがもつ重厚な響きをとどろかせている。つまり、1000万円の重低音を放っているのだ。

このような記事が書けるのは、なんと知らない人が書いているのだろうと思います…なかなかブラスのスーザなんて確かにみかけません。が、値段だけの問題ではなく、演奏するのも一苦労のはず。確かに音は段違いに良いのですが、試しに担がせてもらった経験から話をすると、あっという間に肩が壊れます。これを背負ってパレードなんて考えたくもないし、夏の暑さの中でずっと応援している生徒たちの苦労たるや。本当にエラいと思います。

夏の甲子園では、そのありえないハイトーンTp.が大阪桐蔭の名物(と勝手に私は思っています)ですが、今回の演奏では編曲の早さも光りました。どこかで聞いたようなフレーズをすぐに応援歌に組み込むあたりが関西らしいとも思いますが、最新作はクマムシの「あったかいんだからぁ♪」でしたね。聞き覚えのある最新曲をすぐに使えるレベルに持ってくる、これはなかなかできないことです。

あったかいんだからぁ♪

あったかいんだからぁ♪

 

この記事では甲子園の話ですが、同じようなことが千葉でも起きたことがあったそうです。吹奏楽の世界では全国大会常連で有名なの市立柏高校と市立習志野高校。この2校が高校野球の千葉県大会で激突した時に、試合にはものすごい数の観客が殺到したそうです。強豪校の演奏を聞ける、しかもライバル関係にある2校を併せて、しかもタダで!というのが理由。野球部の皆さんには失礼ですが、さぞ凄かった試合だったことが想定されます。。。

春の甲子園もそろそろ終わり。球児のみなさんの白球に汗するプレーも見どころですが、同じくらいに応援団/吹奏楽団のみなさんにも視線を送っていただきたいと、せつに思うところです。