ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

その情報、ソースはなに?

ちょっと時期を逸してしまっていますが、東大卒業式の挨拶がニュースになっていました。ネット社会の情報の取捨選択を考えられる記事でしたが、私はどうしても嫌韓の記事の展開方法のイヤさ加減と重なってしまったのです。そんな徒然です。

本日の駄文

本当に皆様、ご自愛ください。こんな書き出しで初めてしまう自分の体調のよろしくなさも大いに問題ですが、先週まで20℃を上回っていた都心がいきなりみぞれ混じりの雨になるなんて、だれが予想したでしょうか。予想出来ていないような私はすっかり寝込んでしまいましたが。。。私ってば本当に残念…。

その情報、ソースはなに?

ちょっと古いニュースですが、Yahooニュースでも話題に上がっていた、コチラ。ニュースに上る前からチラホラネット上に話題に上がっていたので内容知っていましたが、それにしても秀逸な祝辞だと思います。

headlines.yahoo.co.jp

この情報化社会の進む中、情報のソースはほんとうに大事です。私もブログを書いている中で、怪しい情報に関しては必ずウラを取るようにしていますが、webページ上に乗っている情報だからといってそれが全て「正しい」とは限らないわけです。そう考えると、非常に怖い世界ですけど。

(以下、ちょっと私見(若干右寄り?)を含む文章になりますのでご興味ある方のみどうぞ)

隣国とは仲良くしよう、という気持ちは当然私にもありますが、私はとりわけ韓国に対するイメージがどん底です。所謂、嫌韓。文字を見るのも嫌だし、出てくるニュースもだいたいが日本を馬鹿にした記事で論理性が全くない。正直このニュースを報じているのを見るのもイヤです。が、私がこう考えるきっかけは2点あるのではないかと考えたわけです。

1点目が、yahooニュースの記事の取り上げ方。私の重要な情報ソースはyahooニュースでできていますが、体感ではほぼ2~3日おきに韓国の馬鹿げたニュースがトピックとして上がります。目に入ったら当然見てしまうわけで、そうなったら嫌韓という下地を作るには十分ではないかと思うわけなんです。しかも、このニュースの出典元はだいたい中国や韓国のニュースをまとめた通信社であることがほとんど。国内大手新聞社のニュースはまだ分別をわきまえているような気がしますが、ネットの世界では炎上してなんぼ的なところがあるから、嫌韓ニュースを取り上げて興味を惹くニュースが多いのかなぁ、と思った次第です。若干話が変わりますが、子供の頃のゴールデンタイムといえば、「巨人戦」だった時代がありました。その次代も、その過度な「巨人びいき」から巨人が嫌いになったことがありました。一番影響力のあった数年前のAKB48の宣伝でも、彼女たちを騒ぎ立てるニュースが毎日のようにネットに踊り、それを見て一喜一憂するファンの姿もありました。得る情報が多ければ多いほど人間は影響を受けやすく、その代償として「好き」「嫌い」の判断がなされることが多いような気がします。

2点目は、韓国の発言に対して合意的な反論をする政府の発言がマスコミから目立った報道をされないこと。そもそも韓国の発言を過度に取り上げる必要があるのであれば、それと同じくらいの反論意見を取り上げるべきです。もし取り上げるべき材料がなければ、自社で調べるなり知識をもったジャーナリストに寄稿を求めればよい。何事も言われっぱなしはよくないし、どうせ反論するのであれば自分の意見をきちんと持った上で論理的な反論をすべきです。確かに、無関心を決め込むスタンスも悪くはありませんが、世論制作に莫大なカネを掛けている国に対抗するには、それなりの対策を国単位で講ずる必要があるのではないかと思うわけです。国がダメなら、情報的に対抗するための方策を検討しなければならないのではないか、と。

竹島の問題など、その情報がクローズアップされはじめたのはごく最近だったような気がします。事実を挙げれば、「竹島は日本の領土」という日本側の主張と「竹島を実効支配している」韓国のいびつな状態は数十年前から続いていたわけで、それを情報ソースが書き立てることで余計問題をこじらせているような気がしてならないのです。それまでは韓国原産のキムチを美味しくいただき、冷麺も美味しくいただいていた私にとって、そんなことだけで国に対するマイナス要因が出来てしまうのは悲しいことです。私も韓国に対するものの見方を改め、ニュートラルな見方ができるような人間になりたい、と考えるところです。

(オマケ)色々なところでこちらも取り上げられている、マイケル・ヨン氏(ケント・ギルバートさんが和訳をつけています)。韓国が主張する従軍慰安婦問題に対する鮮やかな反論記事をとりあげています。こういった記事がもう少し世の中に機会均等で出てくるようになれば、右だの左だの考えず、ニュートラルに論理的な判断ができる人間が多くなると思います。

ameblo.jp