ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

演奏会終了後の打ち上げでの一コマ。

演奏会が終わった後の打ち上げの席で教えていただいたことば、2選。「社会人の演奏は、どうやって自分のBestを引き出すことができるか」「音楽は自分を裏切らない」どちらもまったくその通りですよね。

本日の駄文

土曜日も地震がありましたね。みなさま大丈夫でしたでしょうか?私は体は大丈夫でした。が、帰宅途中、なんと寄りにもよって横須賀線に乗っていた私。武蔵小杉~新川崎間で地震に遭遇したおかげで、かれこれ1.5時間くらい電車に取り残されてしまいました。幸いにも電車の隅っこにしゃがみながらtwitterに流れてくる情報とにらめっこ。こういうときは本当にスマホが便利ということを改めて実感しました…。

演奏会終了後の打ち上げでの一コマ。

5月~6月は演奏会シーズンですね。私も週末に1本本番を終えたのですが、今回はあまり練習に参加することができずなんとなく楽曲に対する研究が深くできなかったのが反省点です。ともあれ、こういった本番が終わった後、打ち上げで音楽の深い話ができるのも音楽やっててよかった…!と思う醍醐味の一つ。そこで指揮していただいた先生が仰っていた話を、ここで一献。

  • 若い頃は、時間があってひたすらに練習ができる。社会人になるとなかなか時間が取れない。若い頃よりも経験は高まってくるから、音に対する引き出しが多くなるけれど、30代(苦笑)を過ぎると体力が追いつかなくなってくる。そのときに、どのように自分のBestを引き出すことができるかが大事。すべてを追いかけてしまうことはプロでもない限り無理に決まっているんだから、釣り合いを取って演奏を行えることが大事。
  • 自分が後悔しないくらい頑張れば、音楽は裏切らない。いい音楽ができるように追い込んで練習できれば、見返りは絶対にある。

はい、だいぶ心が痛いですね。でも真なる言葉です。大人になるということは、それだけ楽器以外の時間が増えるということです。家族との時間、仕事に対する時間、楽器以外の余暇にかける時間。そんななかで、ある意味不自由な「楽器」とともに生活できているのは、演奏することの快感を知っているから。(そして打ち上げのビールの美味しさを知っているから!)なかなか時間が取れないアマチュア楽器愛好家のみなさん、最高の瞬間を味わうためにも、また次回の本番に向けて練習頑張りましょう!自分に向けてもそう思っていますよ、もちろん…!