ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

中華ルンバ、iLife V7S

ひょんなことからやってきた、中華ルンバ「iLife v7s」。使い方さえ気をつければ十二分に活躍してくれます。当然本家ルンバの方がいいに決まっていますが、そもそも論としての「ロボット掃除機が合うかどうか」を見極めるには十分な性能を持っていると思いますよ。

本日の駄文

昨日の品川駅。京急に乗ったところ、リラックマ電車に遭遇しました。京急の売店を除いてみると、リラックマグッズがたくさん売ってあり、女子のみなさんが買い求めておりました。あのけだるい感じが、荒んだ心をちょっと和ませてくれました^^;

中華ルンバ、iLife V7S

以前からお世話になっている「gearbest」さん。その中華クオリティは当たり外れがありますが、日本国内で購入する製品よりも安価に手に入る中華製品はなかなかに面白いものです。そんな私、以前タブレットを返品した時に払い戻ししてもらった商品券(170ドル前後)の使いみちを悩んでおりました。艦これタブレットが以前は欲しかったのですが、艦これもAndroidでできるようになってしまったのでwindowsのタブレット何枚も持っていても仕方ない…。そんなときに見つけたのが、ロボット掃除機です。

ロボット掃除機は「ルンバ」に代表されるような自動で掃除してくれる円形のもの。最近はAmazon先生でもAnker製が有名になりましたが、gearbestではさらに安価な「iLife」というメーカー製の掃除機が発売されておりました。お値段なんと150ドル。久々の面白そうなガジェットに飛びついた私、ぽちっとしてから3〜4日で無事到着しました。購入したのは下記「V7S」という製品です。

iLife V7S

この製品のレビューをざっくりと。まずは利点から。

  • まずは外観。ルンバとほとんど変わりありません。色は淡いピンク色。この時点では合格です。
  • 裏側にある電源スイッチ(これが探せず最初ハマりました)をON、天板にある「CLEAN」ボタンを押すと…なんと掃除を始めてくれました!(当たり前)毎日掃除機がけをするわけではないのですが、ひとしきり掃除が終わると結構なホコリを掻き込んでくれていました。これには素直に感動。
  • このv7sにはリモコンがついています。タイマーで起動させることもできますので、毎朝でかけた直後に掃除するよう設定してあげれば毎日ステキ生活です。
  • まったく期待していませんでしたが、ソファーの下の空間にも普通に入ってくれました。念願だった場所の掃除がえらく楽になりました。嬉しい。
  • 掃除が終わると、もちろん自動的に充電ステーションに戻っていきます。自分で充電してくれるなんてなんて賢い子。

はい、べた褒めです。でここからが欠点。

  • うすうす気づいてはいましたが、床にものが散乱してあると避けて掃除してくれます。よって床は見えるように掃除するクセがつきます。よくあるのは、脱ぎ捨てたTシャツや靴下を巻き込んで行き倒れているパターン。購入当初はだいたいこれで活動停止しておりました。
  • 窓を開けっ放しにしておくと、限りなく地続きのまま行ってしまいます。そうすると充電ステーションまで帰ってくることができずに途中で行き倒れとなります。我が家の場合、洗面所で行き倒れていることがが約半分。(ドアを閉めれば解決するんですけど、湿気は外へ逃がしておきたいし…。)
  • フローリングにカーペットを敷いているのですが、カーペットが厚すぎると掃除機がカーペットを吸って動作停止することがあります。ここは減点ポイント。逆に、廊下で動かしておいて玄関の崖から落ちることはありません。センサーがよいのでしょうか?
  • 掃除中の動きは、実は意外と邪魔。ある程度ランダムに動くようにプログラムされているのかもしれませんが、掃除機を追いかけっこして見るのは5分で飽きます。意外と行動範囲が重なり邪魔に感じると思いますので、タイマー運転が吉です。
  • コードが絡むと大変です。延長コードや電源コードがむき出しになっている部屋では、コードを巻き込んでしまい行き倒れたことが何回か。その度毎にコードを解く作業が面倒で面倒で。日頃から掃除しないとダメなんでしょうかねぇ。

こんな感じです。正直な感想としては、「ロボット掃除機、すごい!」ということでしょうか。ルンバでももちろん良いのですが、ルンバほどお金は出せない。諭吉さん数人で飼えるようであれば、この掃除機の存在意義もあります。毎日の掃除機がけをしない我が家のホコリの量たるや。実物で見てしまうと毎日の掃除の重要性を実感します。そんなお忙しいご家庭では絶対あったほうが良いと思います。

ただ、部屋を清潔に保つ(床が見える状態にしておく。脱ぎっぱなしの服を床に放置するのは論外)必要があったり、頻繁にたまるゴミを捨てる必要があったり、行き倒れた掃除機を救出する作業があったり、手間に感じることもあります。このあたりは実際に一度使ってみてからでないと分からない部分だと思います。

まとめとしては、(これは中華製がどうこうというよりは)ロボット掃除機自体がご家庭に合うかどうかは、一度試してみるプログラムとかあればいいんだと思います。安い買い物でもないし、ヘタすると自宅の倉庫の片隅へ捨てられる可能性だってあるし。そういった意味では、安価に導入できる(試せる)この中華製品はトライするのにはいいかもしれません。私は気に入ったので、多分次に購入するときは、Anker製品やiRobot製品を購入すると思います、たぶん(苦笑)

一番安いルンバだって、いま37,800円で購入できるんですものね。やすくなりましたけど、やっぱり思い切るには少し覚悟が必要な金額ではあります。ただ、コードが絡まったりするのを防ぐ機能があったりするなど、高いだけの優秀さはありそうですね。