ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

「演奏」できる楽器って?

楽器を演奏する。これって実は結構難しいんだと思っています。ただ単純に音を出すだけとは違い、自分の思いを込めて、いい音で、演奏する。これが簡単そうにみえて実に難しい。私もまだその境地に達せているかどうか…

本日の駄文

朝から東京は雪模様ですね。起きたときにに交通機関の影響がでていなかったのは、果たして幸運なのか不幸なのか。いっそのこと朝から布団でぬくぬくできるような一日だったら良かったのに。なんて思ってしまう私です。

「演奏」できる楽器って?

お題「演奏できる楽器」

降りしきる雪の中、事務所の中に入るともや〜っとした暖房で眠くなる。そんな日は、書きたいことも見当たらない。こんなとき頼りになる、はてなブログのお題スロット。一回まわして出てきたお題は「演奏できる楽器」なんやて?

このブログでも取り上げておりますが、私はCb弾きです。コントラバスは、バイオリンのでっかいやつ。ウッドベースともいいます。昔、いかりや長介さんが弾いてたやつ(超古い…汗)。エレキベースもヘタの横好きで遊んで弾くことができます。

それ以外にただ音を鳴らすだけであれば、大体の楽器がイケるんじゃないかと思います。フルートだって、サックスだって、トランペットだってトロンボーンだって。ただ、「演奏」となると難しい。ただ単純に音を鳴らすだけではダメで、譜面をみて自分の意志を込めて吹かなきゃいけない。そうなると楽器は限られます。せめてチューバ、いいとこユーフォニアム程度でしょうか。

演奏っていう言葉の定義も難しいですよね。自分のやりたいように吹けるか、なんて考えるとまだまだコントラバスは弾けません。ソロ曲集は楽譜に書いてある音符は弾けるけど、それが人の心に響くように弾けるかというと、どうも。音程がずれていたり、フレーズの歌い方に納得がいかなかったり、やりたいことが結構たくさんありながらも、目を背けている現実。そして失われていく体力と根気。音楽もだんだん、演奏者の立場から鑑賞者の立場に変わってきているのかもしれません。

とはいえ。楽器が演奏できるということは一つの自己表現の場でもあります。仕事でうまくいかないことがあったとき。私生活でうまくいかないことだらけの時。身体とこころの調子がイマイチの時。楽器に触れていると、そんなこと忘れて自分の世界に浸ることが出来ます。こういった趣味として演奏できる楽器、やっぱり私はベースが好きなんだと思いました。

最近周りで流行っている、アレクサンダー・テクニーク。音楽理論もそうですが、身体の使い方からいい音を出そう、というコンセプトなのかな?と思います。今までになかった音楽へのアプローチという点では評価できる考え方なのかな、と思っています。