ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

グランツーリスモSPORT

昨日発売、PS4ソフト「グランツーリズモsport」。発売日当日から早速プレイ。でも…自分の思い描いていたソフトとは全く違うものがそこにはありました。どうしよう。PS3でグランツーリズモ6やり直そうかしら。

本日の駄文

昨日、Amazonから荷物が届きました。いつものように宅配ボックスに配達されたその荷物。でも、見慣れた不在配達票ではない紙が。ヤマト運輸でもなければ日本郵便でもないその紙は、聞いたこと無い運送屋さん。Amazonの荷物配達サービスを見てみたら、「デリバリープロバイダ」。おぉぅ、これがウワサの…。注文翌日にきちんとふつうに届いたから良かったものの、ヤマト運輸さんじゃなくなっていることに、ちょっとした残念感。

グランツーリスモSPORT

昨日の私は、仕事中からワクワクしてました。長年待ち焦がれていたPS4のゲームタイトル、グランツーリズモsportの発売日だったからです。私はレースゲームが好きなへっぽこゲーマーですが、グランツーリズモシリーズはとにかくやり込みました。リッジレーサー一辺倒だった私がグランツーリズモにハマった理由は、実在する途方もない種類の車種から好みの車を選び、実際に運転(のシミュレーション)ができるから。最初の頃はゲーム内で使えるお金もなく、中古車の安い車を買うところから始まり、草レースを勝ち上がっていき、どんどん自分も周りも早くなっていく。安い車だって、むちゃくちゃなカスタマイズをすれば意外と走る車になる。(ゲーム内のお金が必要だけど)そんなゲームが好きで好きで、ずーっとやりこんでいました。

速い車、といっても私は速すぎる車はあまり興味がなく(フェラーリとかランボルギーニとか。あまりに自分の身分と違いすぎて、一回運転したらあとはガレージの肥やしになってました)、どちらかといえば市販車の日本車を乗り回していました。バブル期に登場し、今ではもう見かけることができないクルマたち。ホンダシビック、日産シルビア、スバルレガシィあたりがとってもお気に入り。当時買えなかった車を操れる懐かしさから、夜ごとにPSの電源を入れて運転していたものでした。

そんなグランツーリズモの最新作。去年発売予定だったものが何度も発売が延期され、2016年7月に予約したはずの製品が、ようやく、2017年10月19日、自分の手元に届きました。このソフトのためだけに、昨年PS4を購入し1年以上ずーっと眠らせてきました。さて、その最新作は…?

衝撃的でした。いい意味で衝撃的だったのは、グラフィックの綺麗さ。いままでPS3でのゲームで慣れてきた私、PS3だって相当キレイだったのですが今回は目を見張る綺麗さでした。メニュー画面もお洒落だし、音楽だって昔のグランツーリズモを踏襲していていい感じ。以上。

反対に、悪い意味で衝撃だったのは以下のような点です。

  • まず、事実上オンライン専用であること。別に悪いことではないとは思いますが、アーケードモードしか無いと、正直つまんないですねぇ。
  • 車種が、少ない。衝撃的に、少ない。持て余してしまう多さのクルマたちから自分のクルマを選び、育てていくのがこのゲームの醍醐味(だと勝手に思っていました)が、なんでしょう、コレ…。古いクルマたちは切られる運命なんでしょうか。
  • コースが、少ない。連綿と伝統で続いてきたコースたちが無くなってます。ハイスピードリンク、スペシャルステージ・ルート5、オータムリンク、グランバレー、トライアルマウンテン、ディープフォレスト。どうして。ねぇどうして。
  • 中古車も買えません。そもそも登場するクルマ総数が少なすぎるため、そんなことする必要もなかったのかもしれませんが。
  • 最初からふつうにクルマを弄れます。市販車を育てること(まずはタイヤを換えて、その後シャーシをいじって、エンジン出力増やして…)なんていう楽しみ、全然ありません。
  • 一人用のレースイベント、ほとんどありません。草レースを勝ち抜き、お金をためていい車を購入し、改造しながら自分なりのストーリーを楽しむモード、今回の作品にはありません。

はい。オンライン専用だったり、収録されている車種が少ないことは、発売前から判り切っていました。今後目玉となるようなキラーコンテンツは、もしかするとダウンロードして追加されるのかもしれません。でも。現段階のグランツーリズモsportは、今まで慣れ親しんだ、私が好きなグランツーリズモではありません。レースゲームを中心としたドライビングシミュレータ。それが今回の作品なのでしょう。

オンラインで繋がることにより、ゲームコンテンツは継続的に進化していくでしょう。ただ、これは私の求めていたものとは残念ながら違います。1年以上前から期待し続け、無理やり仕事を終わらせてワクワクして帰宅して、しばらくゲームをした後で感じた「コレジャナイ」感。久しぶりに、ゲームで衝撃、著しいショックをうけました。せっかく買ったPS4、どうしよう。売ってしまったPS3、どうしよう。もう一回グランツーリズモ6買い直そうかしら。それとも、これを期に他のレースゲームに移ろうかな…。先日買ったミニスーファミのマリオカートやF-ZEROの世界の方が、私には向いているんでしょうかねぇ。。。

よく考えれば、今回のグランツーリズモ、シビックもシルビアもレガシィも入っていない時点で、アヤシイと思ったほうが良かったかもしれません。ゲームの世界から、私自身が時代遅れになってしまったのでしょうか。。。