ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ついにダウン?まだまだこれから。

会社を休職したというエントリです。いまの自分の偽らざる実感を綴りました。

本日の駄文

今回のエントリーは、書こうかどうしようか多少迷いました。ただ、いつも訪れていただいている方や同じような障壁を持った方に対して、少しなりとも(自分という被験者を通して)どのように回復していくかを見てほしいという思いがあってBlogを書き進めている気がします。

ついにダウン?まだまだこれから。

まずは、結論から。自分、先週より心の病気で会社に行くのをお休みさせていただいております。

もともと「うつ持ち」の自分ではありますが、うまく付き合っていた「うつ」の悪い兆候が現れだしたのはたぶん11月ぐらいから。夏は減薬もうまく行っていたので、調子の悪いのは気のせいかな?なんて考えていた部分、あると思います。それがまずかった。12月になると会社を休みがちになりました。いつも乗っている通勤電車の中で電車酔いする回数が増えました。強迫観念に囚われ、乗換駅でコーヒーショップに休憩場所を求めることも多くなりました。

1月、お正月休みを抜けてから改善されるかと思った症状は変わらず、(会社の環境は以前よりも段違いに良い部署に異動させていただいたにもかかわらず)会社に行くこと、デスクに座っているだけでも辛く苦しくなってきている自分がいました。その日のうちに上司に事情を話し、(上司は状況をわかってくれる方なのも今の部署のありがたいところ)主治医の心療内科の先生と相談した結果、まずは自分の調子をととのえるために1ヶ月の休職期間をいただくこととなりました。

今回、自分が休むことになった原因は、正直わかりません。以前の職場の上司のような明確なストレッサーがいるわけでもないし、プライベートの生活もある程度は安定しています。こんなに急激に、会社を休まなければならない程度に悪くなるなんて、自分でもちょっと信じられない気持ちは、正直どこかにあります。

12~3年ほど前、私は1度目の休職を経験し、復職がうまくいかずすぐに2度目の休職を経験しました。ほぼ1年間、社会人生活から遠ざかっていた時代があるわたしにとって今回の休職はどう考えているか。前回と比較すると、自分でおもったよりも冷静に捉えている自分がいるなぁと感じます。最初の休職は「人生の終わり」、2回目の休職は「一体自分は社会生活に復帰できるのだろうか」、とにかく不安で押しつぶされそうになりながら生活を送っていた前回の休職期間。出世コースからふるい落とされた焦りや嫉妬、妬みなどが渦巻く精神状態でした。まだちょっと若かったし。

翻り、いま。年をとり、退職まで平社員コースを歩んでいる自分にとっては「また休職してしまったか、仕方ない」程度の実感です。休職=無給ですから、収入がなくなってくると危機感が強まってくるのかもしれないけど。でも、以前と比べて精神的には安定しているような気もします。それはただ単純に、処方されている精神安定剤が強いからだけではなく、いろいろな経験をした強さがあるのかもしれない、と思いながら。

毎日更新をモットーとしていた本ブログが、不定期更新になった理由もそんなところが一つの理由としてあります。とはいえ、自分が思ったことや感じたことを表現する場として、引き続きこのブログは続けていきます。復活できるその日まで、そして復活してからも多分変わらず。今後とも、よろしければごひいきに。