ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

省スペース型CPUクーラーの個人的おすすめ(初心者向け)

自作PCを組む際に難所の一つとなりうるCPUクーラー。リテールクーラーを使うのもいいですが、しっかりと固定できるネジ止め式のクーラー、とってもおすすめです。

本日の駄文

今朝起きてみたら、横浜もまさかの雪模様。昔の人も「なごり雪」とはよく言ったものですが、しかし、寒い。単純に、足元ヒエヒエです。私が写真の趣味でもあれば、雪の中の桜の花を撮りにいくのですが…引きこもりな私。あったかくして今日は一日も外に出ないで生活したいと思います…。

省スペース型CPUクーラーの個人的おすすめ(初心者向け)

先日、どうしてもPCを1台組む必要があったため、新しい第8世代のCPU(Coffeelake)で組んでみました。それなりに小さいmini-ATXのマザーボードを選択することで、B5サイズのデスクトップを組み上げました。このケース、若干クセがありますが仕上がりがとっても綺麗なのでおすすめです。(カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいところ。私はグリーンにしてみましたよ)

で。今回組んだケースは映像や音楽をエンコードするケースがとても多くなります。CPU性能をそれなりのものを選択するのもさることながら、エンコード中にCPU温度がバク上がりしてしまうのが懸念材料だったので、CPUクーラーを都合四種類試してみました。本稿はその記録になります。

1.リテールクーラー

CPUを購入するとついてくるCPUクーラーです。普通はこれで十二分。問題ないのです。が、実はIntelのリテールクーラーって私とっても苦手意識があります。なぜなら、ピンがプッシュ型であること。CPUをマザーボードに固定したあと、CPUクーラーを4隅のピンで押し込むのですが…これがいままで一度もうまく言った試しがないんです。運が良くても3つくらいまではGoodなのですが4つめのピン押し込みがハマらない。そのうちピン自体も変形してしまったので、試しに取り付け不完全のママCPUクーラーを運用してみました。

すると…動画をエンコードしているとCPU温度がなんと80度まで上がってしまい…さすがにこれではCPUもすぐにダメになってしまうわぁ、と考えてしまい。CPUクーラーを新規購入してみることにしました。

2.サイドクーラー式のCPUクーラー

次に、購入してみたのはサイズ社製の「白虎」。以前、サイズ社の「虎徹」というクーラーを利用していたので、そのときの信頼性をもとにこの製品をチョイスしてみました。

で。実際に装着してみたのですが…今回に関してはこのクーラーを装着するのを断念しました。というのも、今回選択したケースはとにかく小さいため、CPUクーラーを大きいものを付けるととにかくパーツをいじろうとするスペースがない。そして結局の所このクーラーも最後はプッシュ式で固定することになります。試行錯誤を何回か繰り返してみたのですが、結局プッシュするプラスチックの部材が馬鹿になってしまい…残念ですが窓から投げ捨ててしまいました。もったいない…。

3.ネジ止め式のCPUクーラー

で、なんとか探しました。クーラーの高さが低くて、四隅をネジでしっかり止めることができるCPUクーラー。今回選択したのは下記SilverStoneの製品です。

結構昔からある製品で、リテールのCPUクーラーからの置き換えとしても評価が高いです。この製品の特徴は、薄型であること、そしてなにより、四隅の固定方法がネジ止めであること。バックプレート(マザーボードの裏側に板を這わせます)とネジでCPUを挟み込むため、しっかり冷えます。

これで、エンコード作業をやってみたところ。さすがにCPU温度は60度前後までは上がりましたが、最初の頃の75度~80度といった感じではありません。安定しています。さすがにちょっと風切り音はしますが、それでも2000円前後でこの安心感が得られるのであれば絶対こっちが良い。(自作PC初心者にも取り付けしやすいですし)いやー、CPUクーラーって大事なのですね。