ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

本番が終わって

週末は自分の所属する楽団の本番でした。

あまり気分が乗らなかったので、本番前は楽器に触れる機会が極端に少なく。

おかげさまで、だいぶ自分の望むような演奏ができませんでした。

 

まぁ、練習不足に関してはもともとわかっていたことで。

楽器からしばらく離れていたからこそわかる、弾き疲れ(左腕、左手、右手)。

そして体力不足に伴う集中力の欠如。なかなか難しいものです。

つぎの本番に向けて、もう少し触れ合う生活をしないと「ダメだな」と思いました。

 

St.Bassについて

1人で演奏するときと2人以上で演奏するときの意識の違いが顕著。

2人以上でやるときも、音程や音の飛ばし方など高い次元で意識していかないとダメ。

たとえトップの人がダメダメでも、自分でできることはある。

 

E.Bassについて

Soloは事前の練習がものを言います。何度でも納得できるまで練習すること。

吹奏楽の中でも「意外と」全体を破壊することが有ります。危機感を持ちましょう。

さんざん練習したSoloを、直前に破棄してまったく違うリフになってもキニシナイ。

むしろそのほうが皆さん結果的に喜んでくれたりするから、世の中なにが正解かワカラナイ。

 

今回のプログラム

吹奏楽団体としては珍しく、古典(バロックとか)もあったプログラム。

とはいえ、吹奏楽オリジナル曲の新曲や、映画音楽などの多様性をもって

ステージとして一つにまとめられている、秀逸なものでした。

企画構成を考える方の力量の凄さに脱帽です。なかなか一般バンドって難しいですよね。

大御所やおねーさまが変な意見を通そうとして、会議自体がぐちゃぐちゃになる。

よくあるパターンですが、それは違います。

そんな演奏会は自慰行為と一緒、自己満足で終了です。

 

音楽の本筋は「自分も弾いていて楽しい<誰かに伝えられること」だと思います。

私が楽団に参加しているのもそこが大きいです。もちろん自分でも楽しいけど。

自己犠牲、他者満足の仏教思想的なところが自分の中に流れているのかもしれませんね。

 

吹奏楽のおもしろさ

吹奏楽って、なかなか「中途半端」な位置にいると思います。

クラシックかといわれれば、本場はオケとかにとられてしまいますよね。

かといってポップスというと、当然ながら本職のJazzやPops、バンド活動とかあるわけで。

中高生の部活の延長といったイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

が、なかなかそれだけに奥が深いというか。

中途半端だからこそ、楽しい。気軽に聞ける。でも意外とすごい。

こんなところを狙って、いままでずっと演奏しているんだと思います。

 

結局つれづれになってしまいました。まいっか。