そろそろネタ切れになってきたとも思えるこのイヤホンの連載。
でも今日はUE900でいろいろ試したイヤーピースに関する話題です。
UE900とは?
詳細は前回のエントリに譲るとしますが、基本的にいろいろと素晴らしいイヤホンです。かっちょいい言い方をするとインナーイヤーヘッドホンです。音の特性としては、若干音楽的な誇張はありますが、マルチドライバとしての持ち味を遺憾なく発揮した売れ筋イヤホンです。
イヤーピースとは?
平たく言えば、イヤホンにくっついているゴムのことです。
装着感を左右するのと同時に、入ってくる音も若干変わります。
リケーブルとは?
イヤホンにくっついてくるケーブルを抜き差しし、別のケーブルに変えることです。
見た目もさることながら、入ってくる音も若干変わります。
上記説明はさておき、私はUE900およびその先代の10Proでさんざんイヤピスパイラルに陥り、結局基本に戻った口なので、同じようにラビリンスに陥っている方の少しでも参考になればと思って記載しようかと思います。
ちなみに、10Proは穴が大きかったのでイヤピをグリグリ強引につけていました。UE900は幾分細くなったので、下記紹介したイヤピは普通につけられました。
標準イヤーピース
標準も、わりと装用感よいです。音はこれを平均値として記載します。ちなみに、標準はMでちょうどいい大きさでした。ナチュラル系です。
Sonyハイブリッド/ノイズアイソレーションイヤーピース

SONY ノイズアイソレーションイヤーピース Mサイズ EP-EXN50M
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 2人 クリック: 8回
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ハイブリッドイヤーピースはいわゆるフツーのイヤピースの中に、芯となる硬いシリコンが入っているタイプ。Sonyのイヤホンを買うとついてくる標準タイプです。私はMでジャストです。
ノイズアイソレーションイヤーピースは、遮音性を高めるために、中央の穴(ステム)と耳の間に遮音材(さながら朱肉)が入っているタイプ。私はMです。
音の性質としては、どちらもSonyらしく中低音を若干誇張した感じ。ノイキャンはさらにその傾向が強くなります。朱肉があるからといって周りの音が聞こえなくなるほどではありません。装用感は高いので、私は結局ノイズアイソレーションイヤーピースになりました。
AudioTecnicaイヤーピース

audio-technica ファインフィットスペアイヤピース ブラック ER-CKM55M BK
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: エレクトロニクス
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Sonyと比較すると、ゴム部分が若干軟らかい感じです。装用感はこちらがちょっと上。音はごく標準といったところかな。普通さ加減がイチバン良くて、最初はこればっかりでした。今はSonyに浮気中。ファインフィットの名は伊達じゃない、といったところですか。白もあるのでお好みで。(色で材質変わって音質も変わる、という人もいますね。これは本当だと思いますがふれないでおきます)
MonsterSuperTips ジェル/フォーム
eイヤホンで購入。イヤーピースの割に高価だなぁ、と思いましたが好奇心には勝てずに購入。若干もとの大きさが大きいので、私はS(白)でぴったりでした。色は好み…ではなく大きさで決まっています。残念。
ジェルは、ステムと耳の間にゼリー状のぷにぷにした透明な樹脂が詰まっています。耳の中が若干詰まったようなつけ心地。音は、若干タイトになって音場が狭くなる感じです。
フォームは、逆にステムと耳の間がふにふにしたスポンジが入っています。感じとしてはテンピュールの枕みたいな素材でしょうか。Sonyなんかよりよっぽど遮音性は高くなりますが、音に集中するという感じよりもぴったりとした装用感がダメで私はちょっと…。同じ理由で、標準とまで言われているComplyは試していません。あれってしばらくすると根性なくなって買い替えが必要なので。。
100均イヤーピース
あるんですねぇ。売ってて使えるんです。が。正直ハズレです。ゴム部分が薄くて装用感はイマイチ、というか耳が物理的に痛くなりました。サイズ?知らない子ですね。カラフルでいいとは思いますが、それ以上はなんとも…
というわけで今回はこのへんで持ち越し。次回はリケーブルについてちらっと触れようかと思います。
思った以上に本記事のボリュームが増えてしまいましたね。よっぽど私はスパイラルしてたみたいですね。(→事実)