ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ハイレゾって、何?

最近、右を見ても左を見ても、ネコも杓子もハイレゾですよね。ハイレゾ ってなんでしょうか?それ、美味しいの?私も分かっているようでわかっていない点が多いので、すこしまとめてみようと思います。

そもそも、ハイレゾってなに?

ハイレゾ = High Resolution(ハイレゾリューション)の略ですね。Resolutionとはここでは「解像度」と訳します。つまり、「高解像度の音源」ということです。 

はい?

はい。ですよね。つまり大多数の方がここでポカーンだとおもいます。私もイマイチ分かっているようでわかっていません。定義的には、CDレベル(44.1khz、16bit)を超える情報量の音楽をすべてハイレゾと読んでいます。詳細に解説してある文章はGoogle先生に任せるとして、つまりは「数字が大きければいい音、正義!」とおぼえていただけると間違いがないようです。

音がいいってどういうこと?

まず、前段に断っておきますと、私は学生時代ほぼAMラジオが友達でした。FMはずいぶん音が良いと思っています。趣味で吹奏楽を今でも続けていますが、オケやPopsのライブにも頻繁に行きます。そういった意味では、普通のマニアでもないけど普通の人よりはちょっと耳が良い、といったレベルだといった参考情報を入れておきます。

世間の一般論として、音のことを語ろうとすると出てくる比較として、極めて簡単に下記5つを簡単にあげます。このレベルでしたら、私も含めて聴き比べできる方が多いと思いますので。

  • AM(6kHz換算、雑音バリバリ)
  • FM(15~20kHz換算、雑音シャリシャリ)
  • ipod(~22khz換算(320kで圧縮の場合。mp3やaacなど
  • CD(44.1kHz、16bit。wav音源)
  • ハイレゾ(それ以上、具体的には192kHz、32bitのFLACやDSD音源)

もう、こんなにかんたんにざっくり解説してあるところ無いんじゃないでしょうか。数字だけで見ると、段違いに違いますよね。あとはどれだけ集中して聞くかによります。

あとは、受信機や再生機の性能の差にもよりますが…。

  • AM>>>FM>>>ipod>CD>ハイレゾ

くらいに感じていただければと思えば。少なくとも私はそう思います。

ゆーてもゆーても…

はい、じゃーちょっと私の感じる音質の違いを書きましょうかね。

AM

慣れ親しんだ音です。一瞬AMステレオ放送が始まった時はビビリましたが。

FM

このレベルで十分です。昔はこれをカセットで録ったりとかしてたんですから。

ipod

これができたときも衝撃でしたね。ただ、出始めの頃(2000年代前半)は圧縮がかからない形式だったので若干イマイチな音質でしたが、今はそうでもないですね。default設定でも自動AAC(230~270kHz、可変)ですからある程度の品質で聞けるようになりました。

あ、Walkmanがダメとかいうわけではないですよ。ipodと比較すると音質がよいですから。ここでは便宜的にipodと呼んでいるだけです。DAPの一つということで。

CD

最近見直されていますよね。昔は「レコードのアナログ再生がいい!」っていう方いましたけど。流行はハイレゾに移った感じです。CDの場合は、その実力を発揮できるCDプレイヤーが必要かもしれないですね。

ハイレゾ

右も左も(以下略)正直、聞き疲れするかも、というのがいまの偽らざる感想です。扱いが難しいですかねーまだ。扱うサイズも大きいですからね。(10分の曲のDSDファイルは1GB超えてました。これをダウンロードして楽しもうとするとちょっとまだ時代が追いついていない感じでしょうか…)

 

とつれづれ書いてみましたが。みなさんの入れずハイレゾライフの入口になれば幸いです。

ハイレゾ否定を書きながら、自分でもある程度音楽ライブラリをいい音にしようかと画策している世間に乗せられた私がここにまた一人…