ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン~⑥ Philips Fidelio S2~

今日は、首都圏では大荒れ(のときもある)ですね。梅雨らしいといえばそれまでですが、程よい気温、天気というのが最近はなくなってきた気がします。。

久しぶりのこちらのエントリーです。

 

 Philips Fidelio S2

このイヤホンは衝撃的に価格変動しましたね。売り出しは 1.2万程度でしたが、その後一時急激に値崩れして6000円前後に。そこから一旦また持ち直して9000円に値上がりすると、またズルズルと値段が落ちてみたり。

私が購入した時は、一度暴落した際の6000円で購入出来ました。2014年6月現在、8000円前後での販売となっているようです。

 

  • ハウジングは若干大きめ。この形状は個人的に敬遠してみたのですが、意外とフィットするタイプです。が、長時間装着すると痛くなる人もいるのかもしれません。
  • イヤーピースは普通。
  • 音域は抑え目の平坦。とにかく上から下までフラット。
  • 圧縮音源での試聴/ハイレゾの試聴はそこまで差がないかもしれません。
  • タッチノイズは多少乗るかな?くらい。ケーブル形状はきしめん。
  • 遮音性は弱いです。「セミオープン」と謳って販売していますから、装着感の軽さが売りなのでしょう。音の作り方からしても、軽く聞き流しするときに利用するのが正しいのかも。
  • 音量はわりと取りやすいタイプです。
  • 音場は普通~若干狭めかなぁ。
  • 音の作り方がとても上品。「ゴールデンイヤー」を持っている方はとてもやんごとなき耳をお持ちなのだと思います。それがこのイヤホンの生命線であり、売りであり、好き嫌いがはっきりわかれるでしょう。
  • 精細感の面でも、そこまで繊細な表現ができるわけではありません。価格相応。
  • 1ボタンのリモコンがついていますが、はっきりいってこいつ曲者。鞄の中にいれておくと容赦なく誤作動し、気が付くとiPodの電池を根こそぎ持って行かれます。どうしてこんなボタンつけたのでしょうか。よって★-2つ。(くらい誤作動します。私だけ???)

上記でも触れたとおり、とにかく上品ととるか、つまらないととるか、それくらい無個性な個性です。D型=元気、なイヤホンに慣れている大多数の方は、これを物足りないと感じることが多いかと思います。世間一般の耳がそうなのか、ゴールデンイヤーの方がそういった肥えた耳で作るとこうなるのか。結論はお任せしますが、コスト(6000円)からすると上出来と考えます。(→裏を返すと、1.2万では戦えないかも…)

私個人的には、とにかく誤作動するリモコンのお陰で登場回数は少ないです。イヤホンジャックを抜いておけば誤作動しないことは分かっているんですけど、その一手間が面倒くさいんですよね。この一点だけが惜しい。音だけを考えればもっと登場回数増えてもいいと思うんですが、中古市場もそれほど高く売れない本品の立場を考えると、、、ちょっと不憫ですね…