ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

Q Acoustics 2020i ~その3 セカンドインプレッション編~

東京地方は相変わらず変な天気が続いています。梅雨が終わってくれないかなぁと思う反面、梅雨が開けると本格的な暑さも到来。それはそれでゆでダコ状態になってしまうのもいやだなぁ。と思います。

というかことしももう半年過ぎました!あと半年でお正月!なんとかそこまで乗り切りたいところですね。

今回は、前回のインプレッションの続きになります。前回までのあらすじに関しては、

 Q Acoustics 2020i ~その1 外観編~ - ヘ音記号のひとりごと

 Q Acoustics 2020i ~その2 ファーストインプレッション編~ - ヘ音記号のひとりごと

をごらんください。

 

Q Acoustics 2020i ~セカンドインプレッション~

設置して約1週間となりました。毎日少しずつエージングを実施し、ちょっとだけ設置環境も追い込んでみましたので現段階でのレビューを若干。 

  • 購入直後の「キモチ悪い感じ」(=解像度が高くてセッティングがシビアな感じ)は、だんだん抜けてきてリスニングポイントが広くなってきました。
  • 若干低音が弱めかな?と思っていましたが、これもセッティング&録音状態によるのかな?と。だんだん低音が出てくるように鳴りました。これも、少し設置環境&エージングでの調整でしょうね。高音域のキラキラもだいぶ治まってきました。

ということで、最初は???だったのですが、ようやく「聞ける音」となってきました。その状態での評価としては、「コストパフォーマンスは優れる、今まで使っていたEntry Siといい勝負」といったところでしょうか。音の感覚は中庸。精細感を売りにするわけでもないけれど、ふくよかさを売りとするわけでもない。だだ、素質としてはなかなか高そうですね。Entry Siと比較すると、2020iの方がスピーカーの口径が大きいので、こちらのほうが余裕のある鳴らし方をしています。が、そもそもEntry Siはサイズ感からは考えられない元気な音が持ち味だったので、2020iも「そこそこ鳴る」スピーカーなのかな、とも感じています。

 

インシュレーター

もともと私はインシュレーターはAudio-technicaのAT6098を利用していました。これは、もともと利用していたEntry Siの音を少し丸みを持たせるつもりで購入し3点支持していたものです。触れ込み通り、音が少しだけ丸くなったので成果に満足していました。

audio-technica ハイブリツドインシユレーター AT6098

audio-technica ハイブリツドインシユレーター AT6098

 

が、今回の2020iは三点支持が使えない(以前購入したときに余った2個が行方不明…)またすっぴんのおとが聞きたいということで、今回は木のインシュレーターを利用してみました。

山本音響工芸 キューブベースアサダ桜材(4個1組) QB-2 QB-2

山本音響工芸 キューブベースアサダ桜材(4個1組) QB-2 QB-2

 

感触としては、「すこし」固めのウッドブロック。本当に硬い木材がよければ、同じシリーズの黒壇を利用してみるといいかと思います。

若干音に柔らかさ、優しさがでた気がします。また、だいぶ2020iが聴きやすくなりました。選択肢の1つとしてオススメします。

# まぁ、東急ハンズやホームセンターの木のブロックより精神衛生上気分が良い、ということもありますしね…