ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン~⑨RHA MA600~

今日の首都圏はかなり涼しい夕方~朝になりましたね。今週も気温が高いとはいえ、35度といった死んでしまうような状況にはならないといいんですが…。

 

いったい何個買えば気が済むんだろう、もはや病気になっているようなイヤホンレビューです。

RHA MA600

【国内正規品】RHA MA600 カナル型イヤホン 270610

【国内正規品】RHA MA600 カナル型イヤホン 270610

 

秋葉原の某店が新装開店しているのを知っていたので、先日場所を確認しに行きました。 雑踏から離れてしまい、パーツ屋めぐりからは遠ざかってしまいましたが、新しいお店は広く快適でトイレも完備、販売スペースまであってとてもキレイでした。というわけでなにか捕獲して帰ろうと思ってしまったのが運の尽き。試聴して即購入。1万円でお釣りが来るくらいでした。

  • ハウジングはわりと小さめ。アルミニウムの削り出しで、装着するとひんやりとした気持ちよさがあります。
  • イヤーピースは小さめ。これでもかっというくらいにおまけのイヤーピースがたくさんついてきます。この中から選べばきっと好みのものがあるかと。SMLと2段キノコ。
  • 音域はチョードンシャリ。低音ドスドス。高音のキラキラもありますが、かなりPopsより、Hiphopなんかに向いているような気も。
  • タッチノイズはさほど気にならない、と評価されているようですが意外と気になります。ケーブル長も長いので、若干邪魔になるかもしれません。
  • 遮音性は高いです。というか、これほどドンシャリしているのであればむしろVol.上げて外界との接触を断ってノリノリで音楽に没頭したいという方にオススメ。
  • 音量は取りやすいタイプです。さほど音量上げなくても大丈夫。
  • 音場はそれなりかなぁ。スタジオでダイレクトにライブ録音している感じ。
  • 精細感はそれなり。でも及第点です。
  • リモコンはついていませんが、高級機らしくイヤホンとの接続部分の作りの良さは感じますね。

これは非常に個性的。D型だから…といって丸い音を出そうとするのではなく、アルミのハウジングをそのまま活かして「どうやったら楽しく聞けるのか?」を追求したようなイヤホンです。クラシックとかはちょっと苦手、どちらかというとHipHop、Hey,yo!てきなyouにオススメのものです。私はそういう音楽聞くのかって?いや、どちらかというと苦手です。じゃ~なんで買ったかって?そこになんとなく惹かれる魅力的なポイントが有ったからです。なんてこった、何の説明にもなっていないじゃないか…。

一つだけあげるとするならば、このイヤホン、かなりいいです。コストパフォーマンスを考えると大検討、2倍くらいするような製品といい勝負に鳴ると思います。国産の「低音Boost」イヤホンと比べたらこちらのほうがより自然な鳴り方をすると思いますので、そういった音楽を聞かれている方のステップアップにいかがでしょうか?

より自然ななり方をする上級機、MA750(私が購入したのはMA750i)に関してはまた次の機会に触れられたらいいなぁと思います。上級機の方がすべて優れるわけではないけれど、個性としてはMA600の方が強いですからねぇ。