先日大人買いした、SHE9710に関するレビューを、旧機種SHE9700との違いを中心に比較してみました。ほとんど変更はないようですが微妙に音の違いもあり、新旧両機種を手に入れることができる今はチャンスかもしれません。
本日の駄文
首都圏で心配された雪もそれほど降らず、よかったですね。代わりに、路面が凍結してかなりツルツルになってました。雪は喜んでしまうのに、凍結はなんとなくイヤ。これってどういうことだろう。やっぱり見た目に寄るのかもしれないですね。雪は白く、全てを包んでくれる~。こんな歌あったような…
Philips SHE9710

フィリップス ヘッドフォン インイヤーカナル式 ブラック SHE9710
- 出版社/メーカー: Philips
- 発売日: 2013/09/01
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (4件) を見る
先日購入した、SHE9700 の後継品として登場した製品です。発売日は2013年のようですが、現在でも旧製品が併売(アウトレットですが)されている実情は一体??と思って両方捕獲してみました。なにが違うんだろう…と思っていましたが、端的にいうと、びみょ~~~に違います。大幅には違いませんので、詳しくはそちらのレビューをご覧頂くとして、ここでは違いを重点的に触れたいと思います。
- ステレオプラグの差込口が、ストレート型からL字型に変更となりました。
- ケーブルの長さが長くなりました。旧機種はズボンのポケットにDAPを入れておけない短さでしたが、今回は普通の長さになりました。
- 音の作り方は、若干おとなになった印象です。9700はストレートに横に広く、ダイレクトに指揮台で聞いているような作り方。9710は少し前後に広くなったようで、客席最前列で聞いているような立体感がでます。弊害として、ダイレクト感は少し少なくなってしまいました。客席と指揮台にある、わずか1mの差ですが、9700はそれが気持ちよかった、と感じる人には9710はちょっと違和感かもしれません。
という感じで、さほど変わらないんですが、確かに違う両者の違い。おなじメーカー、おなじ価格帯で同じコンセプトなんでしょうから基本路線は変わらないんですが、両者の選択基準を下記に述べておきたいと思います。
- 黒でも良ければお好きな方を。カラバリ(4色)を選びたければ9710。
- ストレートプラグがよければ9700、L字型プラグが良ければ9710。
- 胸ポケットに入れた時に余計なコードがじゃまになるようであれば9700、ズボンのポケットに入れるようであれば9710。
- よりダイレクトな音が好ましければ9700、より落ち着いた音が良ければ9710。
ちなみに、以下の方はそもそもオススメしません。別なイヤホンいかがでしょう?
- そもそもハウジングのかっこが自分の美的センスに合わない方。
- イヤホンの所有欲を満たしたい方。
- U字型のイヤホンがダメで、Y字型のイヤホンが好きな方。
- ハイレゾの真価を味わってみたい方。(残念ながらそこまで精細感は高くありません)
- 10,000円レベルのイヤホンをすでに購入されている方。(値段の割にかなり優れている機種なのですが、お金を出せるなら自分の好きな音を購入するのが吉です)
若干駆け足になってしまっているようですが、とりあえず今日はここまで。私のイヤホンスパイラルはまだまだ続きますが、値段の割に相当優れている機種であることは変わりません。人とは違うイヤホンを持ちたい、でもそこまでお金を掛けたくない、そんな方にピッタリなのかもしれませんね。(ちなみに、iphoneに付属のearpodだってなかなか良い音するんですよね。そう考えると、最近の技術は大分良くなってきているのかもしれません)