ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

Bonavita コーヒーメーカー

アメリカのInternetの波を彷徨っていた際に見つけた、至高のコーヒーメーカー、Bonavita。べらぼうに高いその製品は、使って納得の美味しいコーヒー。ご家庭で、本当のドリップコーヒーを飲みたい方にお勧め。

本日の駄文

週末に、著名な吹奏楽団体を聴く機会がありました。何年か前に聴いた時は本当に度肝を抜かれる演奏だったので今回もワクワクしていたのですが、なんかフツーに上手いだけの演奏でした。(これはある意味拍子抜けという感じ)上手いんですけど、なにかワクワク感がない、というか。楽しいんだけど、物足りないというか。もちろん、演奏者の意識も技術も相当高いんですけど、、なんでだろう。期待していた先入観がそうさせてしまったかなぁ…。

Bonavita コーヒーメーカー

Bonavita BV1800 8-Cup ステンレス Coffee Maker 並行輸入品

Bonavita BV1800 8-Cup ステンレス Coffee Maker 並行輸入品

 

Bluetoothのスピーカー探しスパイラルにハマった時に、すごくすごーくお世話になった海外版の徹底レビューサイト、wirecutter。こちらの姉妹版に当たるサイトがThe Sweethome。前者がガジェットレビューが充実しているのに比べ、こちらは家電製品が充実しています。アメリカンの感覚といった感じが否めないのはしょうがないですが、それでもどうしても、どうしても欲しくなって北米から輸入してしまったのが、こちらのBonavitaのコーヒーメーカーです。だって、このレビューっぷりですよ。

アメリカスペシャリティーコーヒー協会が認定しているこのコーヒーメーカーは、余分な機能、タイマーもついていません。が、他の追随を許しません。(意訳)

なんて書かれたら、流石に食指も動きます。本当は現在のフラッグシップマシン、BV1900が欲しかったのですが米Amazonでもずーーーっと売り切れ。しかも現地の値段で$200くらいします。というわけで、今回は残念ながらその旧モデル、BV1800ssを写真付きでレビューしてみたいと思います。

https://instagram.com/p/zHZ39UpA65/

ハコはこんな感じ。amazonのでっかいハコにくるまれてきました。

https://instagram.com/p/zHZ0eKpA63/

そして本体どーん。ピンぼけしてるのはご愛嬌でお願いしますm(__)m。色々なサイトに全然書いていないのですが、上の「ドリッパー」部分は下の「カラフェ」部分にハマっているだけで、コーヒーメーカー自体には固定されていません。よって、コーヒーを注ぐたびに、「ドリッパー」ごと「カラフェ」を取り出し、乗っけてある「ドリッパー」を外して「カラフェ」のフタを取り付ける、という作業が発生します。

ちなみに、このバージョン(BV1800SS)は「カラフェ」がステンレス。お値段、$148。(+輸送量+関税などモロモロ。$=120円換算で大体2万円弱しました…)ドリッパーとカラフェがガラスのバージョンも有り、そちらは$120(+輸送料+関税)で購入できます。

で、届くまで一番不安だったのが、こちら。

https://instagram.com/p/zHaRiLpA7W/

やはり、輸入する際に一番気になったのは電源です。海外と電源形状が異なる場合使えませんから。コンセント形状は日本と同じもののようですが、よーくみると違います。向かって右側がちょっとモッコリしているのがわかりますでしょうか?北米形式ですが、日本でも最近の電子プラグだと問題なく刺さるようになっています。昔のコンセントだと刺さらないかもしれませんが、そこは延長コード(イイヤツ)を手配すれば問題ないかも。タイマーとか時計とか面倒くさい機能はないので、そこの心配はありませんでした。

で、味のレビュー。さすがアメリカなんちゃら協会推薦のコーヒーメーカーです。従来利用していたコーヒーが、美味しさが2周りくらい違います。豆本来の香りと甘みが出てきたのが衝撃的でした。ドリップ形式は、見ているとハンドドリップに近いのかなぁ、という感じがします。お湯が落ちてくるスピードや早さも少しずつですし、重力に逆らわず抽出することで、一番美味しいコーヒーが出来るんじゃないかと思います。

その弊害(?)として、若干、ぬるいコーヒーが出来上がります。コーヒー豆2スプーンで仕上げるのに約4~5分かかりますが、今回購入したこのモデルは保温機能もありませんから、出来た瞬間から若干ぬるめ。猫舌の方にはいいかもしれませんが、熱々のコーヒーを望んでいる方はちょっと残念かも。そこは、この機械に求めてはいけないところでしょうか。。また、当然ですがこんな値段なのにもかかわらず、Espressoとか無理ですし、Nespresso的な簡単コーヒー対応とかもないです。

でも、正直「はるばる輸入して買ってよかった」家電です。国内のレビューが無い中での購入はかなりギャンブルでしたが、こんなにご家庭のドリップコーヒーが美味しくなるなんて!国内でも適正な販売すればいいのに、と切に願います。が、この美味しいコーヒーを独り占めしたい気もします。。。贅沢な悩みですね。。。