ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ミニマリスト考。

巷で話題の「ミニマリスト」。定義も曖昧でどのような方を指すのか、線引が微妙ではありますが。私はなんとなく個人的には色々無理な気がするのです。もっとも、それは自分がモノに囲まれているだけかもしれませんが。

本日の駄文

Amazon先生が、7/15に大々的なセールを行うようですね。しかもAmazonPrime会員限定で。(=年会費を払った有料会員向け)なんかコストコと同じような匂いがしないでもないんですが、私も多分いくらか貢献してしまいそうな気が、します。でもなぁ、有料会員になるのはもったいない気がするんだけどなぁ、という葛藤がぐるぐるしています。多分、来週の今頃は、課金して喜び勇んでIYHしている自分がいるのでしょうけど。

ミニマリスト考。

たくさんのブロガーの方が「ミニマリスト」を取り上げています。どうやらNHKの番組で取り上げられたのがそのキッカケのようですが、Wikipediaにも載っていない「ミニマリスト」。必要最低限のモノしか持たない生活のことをいうようです。服も最小限、財布の中身も最小限。家具も最小限。そんな生き方が最近流行りなんですって。

でも、だとすれば、ひとつ気になること。そんな時代の最先端、ミニマリストの皆さんが「ブログ」などで積極的に情報発信しているケースが多いのはどういうことなんでしょう。テレビすらない部屋の中で、ただ黙々と片隅のPCに向かい、ネット上の交流をすることに対して喜びを感じる。もしそんな方がいたら、積極的にお近づきになりたくないと思うのは私だけでしょうか…。

私もブログを初めてから1年以上経ちますが、自己顕示欲的なところを一番手軽に発揮できるのが「ブログ」という媒体だと思うのです。SNS(TwitterやFacebook、Lineなど)は「リアル」を元にしてつながる友人が多いとすれば、一方的に情報を発信してGoogle先生の網に引っ掛けてもらうようなこの媒体は、使い勝手が非常に良いのではないか。そう考えると「自分から不自由な生活を行っている俺ってカッコイイ…!」という裏側が透けて見えるような気がしてならないのでした。(ミニマリストすべての方がそうではないと思いますが、ねぇ…)

 

おまけ。わたしがミニマリストについて考える中で、一つ印象的な言葉があります。

モノを買うということは、自分で不自由を手に入れているということ。

モノを所有することは、そのモノを使わなければならないという足かせを自分で自分に課しているということ。

究極の自由はモノを持たないということ。 

多分ラジオで聞いたことのある言葉です。これって哲学的な思想で真なりですよね。この言葉にだいぶ私も触発されました。とはいえ。わかっちゃいるんだけど、日々Amazon先生の魅力的な商品の中で、マウスに触れる右手人差し指が重力に逆らえずぽちっとしてしまう自分がいるのもまた真なりです。。

イラストでときめく片づけの魔法

イラストでときめく片づけの魔法

 

ミニマリストはハテナがたくさんつきますが、こんまりさんの考え方は素晴らしいと思うのです。何でしょう、この似てるけど違う感じ。