ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

曲を知るということ。

曲を知るということはどんなときでも大事なことですよね。たとえそれがJ-POPのアレンジでもオケのアレンジでも等しく同じことが言えます。本場に近づけることができるよう、なるべくエッセンスは取り入れたいところですよね。

本日の駄文

今年も一番暑い季節、8月がやってまいりました。SNS上でも、国内各地でのコンクール情報が飛び交う季節。夏のよい思い出になるように切に願っておりますm(__)m

曲を知るということ。

週末、小さな本番がありました。天井の低い会場でお父さん向けにやったミニライブ、久しぶりにせま~い空間でのBassの演奏は柄にもなく緊張してしまって散々な出来。とても人様にお聞かせいただくのは心苦しい出来となってしまっておりました。唯一の救いは、お父さん方がアルコールが入っていたために演奏そっちのけで盛り上がって頂けていたことでしょう。

今回少し気になったのは、若者の吹き方です。今回、耳馴染みのあるJ-POPを演奏する機会がありました。曲名は「世界で一番熱い夏」、ご存知(?)プリプリの夏の曲です。この曲でソロを吹いた若者の吹き方が違和感ありまくり。ナイスミドルの世代にはご存知奥居香さん、その半音階をせり上がる歌い方のイメージしか無いオジサン世代は、「譜面通り」に吹く若者を「そうじゃない…」と感じてしまいました。演奏が終わってから話を聞くと、やはり原曲を聞いたことがなかったそうです。

たまたまこの場合はポップスの話ではありましたが、原曲を知っている人の前では我々アマチュアは「素人」。例えば吹奏楽の世界でウインナーワルツを表現するのは相当に大変です。たぶんお正月のウイーンフィルを聞き慣れている人からすると相当な違和感しか感じないでしょう。だからこそ、元曲を聞いた上でのエッセンスを加えることが必要なんだと思います。

以前からBassを弾く上では、出来る限り元曲のバンドスコアを読んで、元曲に近づけたいのはこういった意図があります。本物を弾くことはできなくても、できるだけ「近い」「それっぽい」演奏ができるといいですよね。

世界でいちばん熱い夏

世界でいちばん熱い夏

  • アーティスト: プリンセス・プリンセス,PRINCESS PRINCESS,富田京子
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  • 発売日: 1989/07/01
  • メディア: CD
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流石こんな曲まで網羅しているamazon先生。曲もさることながら、8cmCD(シングル)のジャケットにも懐かしさを覚えます。