サブ万年筆の中でも、お気に入りの一本が「プラチナ バランス」。さほど高くない値段、鉄ペンらしいカリカリとした書き味。かなり細字ですが、手帳に漢字を書いたりする用途としては抜群かもしれません。インクを季節に合わせて変えたりするとお洒落上級者??
本日の駄文
台風が南の島で発生しましたね。発生当初は日本列島直撃コース、あーこれはまた気圧の変化で体調がわるくなっちゃうんだろうなぁ…なんて思っていたら、あれよあれよと西側に進路を変えてしまいました。台風の予報円の中に収まることが多い今でも、なかなか予想できないことだってあるのかもねぇ、なんて思ったりしています。
プラチナ バランス シャインクリスタルPGB3000
実は私、万年筆を常用しています。なんていうととてもカッチョブー(爆)な感じですが、普通に私の生活の中に馴染んでいます。 もちろん、ボールペン(ジェットストリーム)や色ペン(フリクションボールノック 0.5mm【レッド】)も普通に使いますし、万年筆は手入れも大変、インクも乾いてしまったりして手間ひまかかるので自己満足以外の何物でもないのですが、いっとき万年筆にハマった時があって以来、趣味として持っているという表現が正しいでしょうか。メインペンは、このブログでも取り上げたことのあるファーバーカステル アンビション レジン F。この1本は清水の舞台から飛び降りるつもりで当時購入し、専門店に自分の好みのペン先(太さ、インクフロー)、重さ、そして購入した当時の勢いも思い出される一番思い入れのあるペンです。中身は永らくiroshizuku 月夜が入っています。
休日用やリラックスしたい時用のペンとしても何本か持っていますが、見た目に美しく目を引くのが、今回取り上げる「プラチナ バランス シャインクリスタル」です。
この万年筆お値段3,000円なのですが、ご覧のとおり全部透明です。透明な万年筆といえばペリカン 万年筆 スーベレーン M805 デモンストレーターが有名ですが、まぁ、購入できませんよね。私みたいなヒヨッコ、なんちゃってかっこつけ程度にはこの程度の万年筆でも十分利用可能です。
書き味は細字。前述のファーバーカステルと比較すると日本メーカー、しかも細字ということからかなり細く感じます。漢字を多く利用する日本人向けというのも頷けます。とはいえインクフローはしっかりしたもの。(個体差あるとは思いますが)鉄ペンらしいカリカリとした書き味、ヌルヌルと出てくるインク。幅のある文字を書くには若干物足りない気もしますが、携帯用としては必要十分です。
これから秋の季節になりますね。夏、このペンにはiroshizuku 紺碧が入っており目の覚めるような青色だったのですが、今はiroshizuku 山葡萄が入っています。四季の移ろいとともにペンの中のインクも変わる、なかなか粋な雰囲気ですよねぇ。(こうやって一人で悦に入っていたりします)