ズルズルっと値下がりしてようやく射程圏内に入ったエレコム製ハイレゾ対応イヤホン。この価格であれば平均点以上の出来です。特徴的な音場と比較的暗めな音作りが気に入れば、価格以上の価値を見出すことができ、率直に言ってオトク。標準イヤホンからのステップアップにも。
本日の駄文
google謹製のブラウザであるchrome。私も愛用しているこのソフト、いつの間にか乗っ取られていることがあるようです。chrome「っぽい」デザインとなっていますが、よ~~くみると別物。最近怪しいソフトはインストール避けていますが、メイン環境のPCを再確認してみる必要がありそうですね。おーこわい。
Chromeそっくりのデザインと挙動でユーザーが気づかないうちにブラウザを置き換える「eFast Browser」 - GIGAZINE
イヤホン~㉙エレコム CH1000~
最近イヤホンの世界からはかなり遠のいていた私ではありますが、、、今回ご紹介するのは「エレコム CH1000(EHP-CH1000GD)」です。発売当初は「エレコムでイヤホン、しかも大々的にハイレゾ対応なんて謳っていて…一体全体大丈夫???」と半ば覚めた目で見ていたところだったのですが…予想通り発売当初からズルズル値下がり、4,000円を切る価格となったので、ものは試しと捕獲してみました。この価格であれば、なかなか良いですよ。
- ハウジングはやや特徴的。ケーブルが耳に邪魔しないように外側にせり出しているタイプ。
- イヤーピースサイズは普通。購入時に複数のイヤーピースが付属してきますので調整可能。
- 音域は、弱ドンシャリかな?フラットよりとも言えるかもしれませんが、低音が若干前に来ます。
- タッチノイズは結構盛大に乗ります。ケーブルが長いのも相まって、歩く場合は対策を考えないといけません。
- 遮音性はわりと高め。
- 音量はとりやすい方です。
- 音場は狭めのスタジオ程度。このイヤホンの一番の特徴でしょうが、まるでヘッドホンで聞いているような閉塞感を感じることがあります。圧迫感というか包まれ感というか。これを良しととるか悪しととるかで評価が別れるでしょうか。私には(他にこういった音場のイヤホンが少ないことから)新鮮に感じました。
- 精細感はなかなか。ハイレゾ対応を謳う割にそこまで解像度が高いわけでもありません。が、反面高圧縮(MP3等)を聞く場合はうまく誤魔化せて良いケースもあり。実はこれって音源が雑多な私のような環境ではかなり有用で、バランスのとれた機種といえるのかも。
音域のバランスのよさもなかなかだし、作りもそれなりに高級感もあります。精細感もそこそこ高いですが、今ひとつ決め手にかけるといえばその通り。販売当初の価格(8,000円)では魅力的な他社製品に押されてそこまでオススメ出来ませんでしたが、ようやくこの価格(4,000円)で太刀打ちできる状況となってきました。
sonyのような濃厚さはありませんが、なかなか濃い味付けをしてくれる特徴的な音場をもったイヤホンとして、もっと注目を浴びていい機種です。すべてにおいて80点をとれる評価、DAPの付属イヤホンからステップアップすれば明確な違いを感じることができるでしょう。1万円前後であればライバル続出ですが、4,000円であれば。コストパフォーマンスに裏打ちされた、エレコムらしい製品ではないかと思いました。反面、もっとお金出せるようであればメジャーメーカーの1万円前後の個性ある製品群を選ぶのも悪く無いですよ。。。アタナも立派なイヤホン沼への第一歩としていかが?(苦笑)

ELECOM ハイレゾ対応 ステレオヘッドホン カナルタイプ 9.8mmドライバ CH1000 ゴールド EHP-CH1000GD
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/11/08
- メディア: エレクトロニクス
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