聴音能力って結構重要ですよね。無作為に出した音を演奏することって結構難しい。これゲームでやっても楽しいかもしれませんが、実は自分の耳を鍛えることはそのまま正しい音程を作る上での助けになったりするんですよね。
本日の駄文
週末に引越、週明けから新しい環境で働き始めています。まだ慣れていない環境でブログを打つのはそれはそれで新鮮な気持ちだったりして。ただひとつ残念なのは、近場のカフェのガラが悪いこと。ヤンキーのにーちゃんがたむろっているわけではなく、偉そうなサラリーマンが多く、横柄な態度が気に食わないこと。よっぽどこういった人のほうが迷惑だと感じてしまうのは自分だけでしょうか。
聴音能力
週末は楽器を弾いていました。基礎合奏をやっていたのですが、吹奏楽の中での弦楽器の扱いはいつも仲間はずれ。木管分奏に入ったり金管分奏に入ったり、どちらもそぐわなければ「俺たち弦楽器!」と主張して合奏体に入らないことだってよくあります。(つまりはパート練習だったり個人練習だったり)今回は金管分奏におじゃましてみっちり基礎練習に参加していたのでした。
金管の先生は、ハーモニーディレクターが無い時代からバリバリに活躍されていた方。それだけに、ハーモニーディレクターを利用した現代の吹奏楽の指導方法に不満を述べられていました。
- ハーモニーディレクターは、性質上平均律がとられてしまうため、純正調のハーモニーを「考える」ことをする週間が無くなってしまった。昔は音叉を利用して基音だけをチューニングした後に、自分で音の幅を考えながら音階を作っていた。だから音感も良かったのに、現代のバンドではそういったことをしないんだよねぇ。。。
そんな話のあとに、みんなで聴音能力のトレーニング。先生が吹いた楽器の音を聞いて、その音階の音を出すというクイズ形式の指導が続きました。意外とこれが難問で、金管楽器奏者の方で100%吹けた方はほとんどいませんでした。私?弦楽器奏者ですので、聞いた音と出した音が半音~1音違った場合は瞬時にポジショニングを変えて対応しましたよ、弦楽器奏者の強みですよね( ̄ー ̄)ニヤリ
音をイメージして吹くことは重要、と良く言われます。でも実際は譜面に書いてある音を吹くことが多いのですよね。音の高さのイメージを作ることって実は重要な事で、そういった基礎的なモノをもっと大事にしていかないといけないなぁ、なんて思った週末の出来事でした。(まとまりなくてすみません…)
音叉ってこれですよ。弦楽器(特にCb)の場合は基音が聞こえるケースが少なかったので、よく音叉を噛んでチューニングしていたことを思い出しました。(頭蓋骨に音叉が響くので、周りがうるさくても基音がしっかり聞こえるのです)いまではすっかりチューナー&マイクになってしまいましたね。。。