2015年秋~冬にかけては、各メーカーの新機種がいろいろと出揃った時期でもありました。各メーカーに個性があり、作りたい音楽性によっていろいろと面白い個性を聞かせてくれます。万人受けを狙うタイプ、ハマった時の爆発力に強いタイプ、いろいろありますよねぇ。
本日の駄文
昨日は首都圏でも雨の日曜日となりました。ボーナスサンデーとなったこともあり、町中はクルマがいっぱい。ターミナル駅の駐車場はどこも満車でした。その中で1つだけ「空車」のビル型駐車場が。入ってみたものの後の祭り、 中は異様に狭く、駐車場を脱出するだけで90分以上。用事を済ませる時間よりも出庫の時間の方がかかってしまい、駐車料金もかなり高かった。クルマに乗ってこんなに気を遣ったのは久しぶりです。疲れた…。
イヤホン試聴(2015/12)
世の中の皆さんはボーナス、出ましたでしょうか?私は日頃の浪費が祟ったせいか、すべて行き先が決まってしまっています。いったいどこに消えてしまったのでしょうか、本当に哀しい。
そんな話はさておき、先日久しぶりにイヤホンを視聴できる店舗で聴き比べる機会がありました。過去は毎月のように視聴しまくり、気に入ったものは即買していたのですが。(そんなことをやっているからボーナスがすぐ無くなってしまうのです)最近発売されたイヤホンを中心に試聴してきましたので、軽くレビューしたいと思います。
SONY h.ear in NC ノイズキャンセリングイヤホン ハイレゾ音源対応 MDR-EX750NA
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2015/10/10
- メディア: エレクトロニクス
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sonyのイヤホンのノイズキャンセリング機能が付いている新品、EX750NA。 以前のノイズキャンセリング技術は積極的に音場を変更して音楽を弄る傾向が強かったのですが、この製品は割と素直に音を聞くことが出来ます。感覚とすれば7,000円~8,000円くらいのイヤホンと同等でしょうか。ようやくこのレベル(まともに音楽を楽しめる)ノイキャンイヤホンが出てきたかな、という印象。
最近のsonyの新製品としてもう1つ。トリプルBAです。sonyのBAはおとなしいというか、繊細というか、そんな印象が昔から強いのですが、この子も同じような傾向です。ダイナミック型の味付け濃い感じとは対局の、あっさりとした味わい。以前あったXBA-40をそのままブラッシュアップした感じでしょうか。この雰囲気が好きならいいのですが、sonyらしからぬ線の細さは結構聴き手を選びそうな気がします。
【国内正規品】AKG N20U カナル型イヤホン Android用/iOS用切替スイッチ付リモコンマイク搭載 シルバー N20USLV
- 出版社/メーカー: AKG
- 発売日: 2015/08/04
- メディア: エレクトロニクス
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今回視聴した中で一番バランスが取れていたのが、AKG N20でした。AKGのダイナミックとしては若干メリハリを利かせた音になっていました。(AKGの基本形としては、フラット気味の穏やかな音楽を楽しめます。)価格対効果としては本当に優秀。美音系を味わいたい方、万人受けするいまイチオシのイヤホンです。(先日Amazonのセール価格で11,000円。つい捕獲してしまったので今後レビューしますが、やはりいいものはいいです。)
Klipsch Xシリーズ X20i ハイレゾ対応イヤホン KLKX20I111
- 出版社/メーカー: Klipsch Audio Technologies
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: エレクトロニクス
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もしお金に糸目をつけずに(といってもこの価格では購入層が限られてきますが)選ぶとしたら、ダントツで1位だったのがKlipschX20i。以前からあった銘器、Image X 10をそのままグレードアップしたような精細感。アメリカのメーカーらしい音楽のメリハリ感。小型のハウジングで誰でも耳にフィットする装用感。小気味よく洋楽を聞きたければ本当にフィットするイヤホンです。やはり問題はその価格であり、70,000円overという価格はちょっと…。
逆に、一体どうしちゃったの??というコンセプトがダイナミック型のxr8iです。ハイブリッド型ということで期待していたのですが…う~ん、完全に迷走している感じです。コンセプトが見えません。低音域が変に強調されすぎて音楽が破綻してしまいそうな感じ。アメリカでは低音域を強調すると市場ウケがいい(beatsやboseがその代表格)とはいいますが。。。
Klipsch Xシリーズ X6i Black KLKX60I111
- 出版社/メーカー: Klipsch Audio Technologies
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: エレクトロニクス
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今回聞いた中で、一番しっくりきたのがこちら、x6iでした。 値段と音のバランスが一番取れているのはこのレベルかも。さすがに30,000円という値段を聞くと尻込みするし、前述x20iを聞いたあとだと物足りない感じが半端ないです。が、単品で聞くと普通に高レベル。自分で次にKlipschに戻るならこれかなぁ、と感じました。
どうしても新しいイヤホンを視聴すると、新しい音楽の表現との出会いみたいな感じで捕獲したくなるようなものです。(←もはや病気。)自分にぴったりの音楽を奏でてくれるイヤホンとの出会いがあるといいですよね。