10年以上前、「携帯電話と家電話の融合」を夢見た時代がありました。こんなの夢だと思っていたら、いまこれを実現する電話機が実際に発売されていて超ビックリ。時代を感じます。
本日の駄文
昨日朝、目覚める直前に首に痛みが走りました。いわゆる「寝違え」状態を起きがけにやってしまったようです。今回の厄介なところは「寝ると痛いこと」。普通に椅子に座っている分には妙に姿勢のよい状態が続くだけなのですが、上を向く状態だと姿勢の移動ができないくらい痛い。おかげで本日寝不足。あーぁ。
スマホと家電話の融合
いまから10年以上前の話です。私はとある研修を受けていました。PowerPoint作成の実践、およびプレゼンテーションの実践が目的で、お題は「架空の電化製品をプロモーションしてください。(技術的なハードルは一切無視して大丈夫)」結構突拍子もないこのお題、私が無い頭を捻って考えだしたのは下記のようなプレゼンでした。
家の電話とケータイ電話の融合ができる電話機!
- 家の電話にかかってくるのにわざわざ携帯電話でとれないのは面倒なので、家の電話を携帯電話でとれるようになります。
- 家の電話の電話帳登録は面倒なので、携帯電話の電話帳からダイレクトに電話ができるようになります。
- 携帯電話の通話料は高いので、家の電話から発信できるようになります。
研修を受けていた皆さんが「宇宙まで飛べるラジコン」とか「自動でたたんでくれる洗濯乾燥機」などでウケをとる発表が続く中、私の発表は「意外と便利」という評価で終了し、特にスポットライトが当たるわけでもなく研修はつつがなく終了しました。
あれから40年時は流れ…
昨晩眠れずにAmazon先生を見ていると、私がイメージした通りの製品がなんとPanasonicから発売されていることを知りました。しかも2年前に!値段は普通の家電話と同じ値段て!
パナソニック デジタルコードレス電話機 親機のみ 1.9GHz DECT準拠方式 Wi-Fi搭載 VE-GDW54D-W
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2015/02/13
- メディア: エレクトロニクス
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- 家電話宛の着信は、無線LANないしはfusionのip電話で外へ着信を転送できます。
- スマホの電話帳を利用し、外線は家電話番号で発信できます。発信はAndroidないしはiphoneのアプリを利用。
当時は携帯電話がようやく復旧してきたころで、家電話の方が通話料金が安かった時代です。いまは携帯電話がスマホへ移行し、携帯主要三社は「カケホーダイ」プランで何分かけても何回かけても同一料金。時代は変わりましたが、家電そのものの価値が軽くなっている現在、こういった付加機能付きの家電話って夢があっていいなぁ。と考えるキッカケとなりました。いやーすごい、時代ってすごい。(今回は完全に年寄り発想ですね…)