基礎合奏で利用する教本、汎用教本もたくさんありそれぞれのバンドの個性がでてくるものですが、先日久しぶりに触れた教本がトレジャリー。サブとして利用すると音程感を鍛えることができるいい教本だな、と再認識。
本日の駄文
久しぶりに平日に楽器を弾く機会に恵まれました。個人練習も大事ですが、やはり楽器は合奏が楽しいですよね。それが楽譜初見大会になるとなおのこと、知らない曲なら本当に楽しい。でも代償として、勢いつけて弾きまくるもので翌日に疲れが残るんですよね。なんとなく肩が凝っていたり、握力使いすぎて左手手のひらが疲れていたり。
トレジャリー・オブ・スケール
いくつかのバンドにおじゃましていたりすると、そのバンドそれぞれの特色が見えてきたりします。チューニング方法はその個性の1つだと思いますが(これはまた別の機会にでも書こうかと思います)、基礎合奏のやり方も1つの個性ですよね。ざらっと思い出してみても
- ネム バンドスタディー(残念ながら絶版のようです)
なんかが挙げられます。今回利用した教本はトレジャリーでした。久しぶりに基礎合奏で使ったこの本ですが、やっぱり良く出来ています。ハーモニー練習の教本ですが、技術的には簡単なために音程と聴音のトレーニングとして最適。曲の作りもいいし(洒落たコードが入っているあたりは弾いていて楽しい)基礎合奏の補助教材としてはとってもいいなぁ、なんて思ったりしました。
この教本を使うときは、ハーモニーディレクターやチューナーの力をあまり借りずに演奏して欲しいです。確かに機械は正確ですが、自分がハーモニーのどの音(1度?3度?5度?)を弾いているか、弾いていて気持ちの良い音程なのか(長3度だったら音程下げ目に取るんですよ!)、曲の中の音楽進行を意識して弾けているか、などなど突っ込みどころは沢山。自分の音程感、音楽感を鍛えるための練習ですから、なるべく感覚を研ぎ澄まして試行錯誤しながら「居心地のよい音づくり」を頑張りましょう!
バンドのための音階教本 トレジャリー・オブ・スケール 「コンダクター」
- 作者: レナード・B・スミス
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2001/01/09
- メディア: 楽譜
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