ベース弾きとは、普段は黒子であり、目立つべきリフで目立てればそれでいい。それをきちんと理解してくれる人も大勢いる。そんなことがわかっただけで、今回の本番はとてもハッピーです。
本日の駄文
本日は酷暑と呼ぶにふさわしいぐらい、気温が上がりそうですね。いやー、ほんとに辛い。まだ7月入ったばかりだというのに、この暑さ。汗がダラダラでてきてしまうのは体力持っていかれますね。いやいや。
ベース弾きの矜持
私も週末は本番がありました。わりと大変な本番だったので、いまだいぶ疲れております。(いや、本当に疲れているのは、本番翌日に遊びに出かけてしまいうっかりはしゃいでしまったからかもしれません汗)しかし、今回の本番はなかなかよかったと自分で振り返ることができる本番だったと思います。
一番記憶に残っているのは、Deep Purpleメドレー。はい、以前やったことのある有名なアノ曲です。言わずと知れた超有名バンドの名曲たちを演奏するわけで、今回は私もベース弾きの端くれとして気合が入っていました。気合を入れすぎると私はテンポが走りがちになるのですが、この日はドラムの方のテンションも高く、それに乗っかる感じでうまく演奏できたかな、と。出るところは出て、抑えるところは抑える。アピールするところは目立って、それ以外は堅実にテンポキープ。Highway StarやBurnなどの超有名曲ですから、弾いていても楽しい。有名なリフもなんとかこなし、無事終演することができました。
演奏が終わった後。「ベース良かったよ〜」と割りと多くの方からお褒めの言葉をいただきました。あんまり褒められることがない私のベースですが、こうやって人に言われるとちょっといい気分です。でも今回は自分のポリシー、矜持みたいなものが発揮できたのかなと。常に目立っているベースはあまりカッコよくない。目立つべきところでガシッと目立ち、それ以外のところでは黒子を演じる。そんなスタンスが評価されたのかなと思いました。すこぶる嬉しかったです。
吹奏楽の世界では、なかなかベースを上手く弾ける機会も少ないです。音楽を考えれば、最初から最後までずーっと黒子でいなければならないケースもある。でもそれでもいいのではないか。目立つべき曲で目立てれば、それで私は満足です。そう感じたステージでした。(今回も短めで失礼致します)
ディープ・パープル・メドレー。ニュー・サウンズ・イン・ブラスの編曲があまりに有名ですが、デハスケから逆輸入したりもできるんですね。この曲有名になりすぎていますからテンポチョー早い演奏が多いですが、元曲聴いてみると意外とゆっくりのテンポでかっちょよく演奏しているんです。テンポ落とし目での演奏が大人にはいいかもです。