選挙も終わり、報道各社もようやく通常営業に戻ってきました。選挙中は偏向報道が目についてしまい、結構鬱々とした気持ちが続いていました。情報の選択権は、マスコミではなく自分たちにありますから。うまく取捨選択していきたいですね。
本日の駄文
先週末のグランツーリズモSPORTショック(前回の記事をよろしければご参照を)から、まだ立ち直れていません。あの時感じたショックは、自分だけだったのだろうか…と。一般的なみなさんと、自分の感覚が猛烈にずれているのではなかろうかと、不安な気分でいっぱいだったのです。蓋を開けてみると、Amazonで並んでいるのは、同様の声、声、声。発売日から5日間でレビュー数は570件を超え、★平均は2.3。大多数のユーザは★1個をつけており、その内容はアツいレビューが並んでいます。だよねぇ、私だって全く同じ感覚だもの。悲しすぎる…。
マスコミ各社の報道と。
この週末、ひどい台風が日本列島を襲いました。この日は衆議院選挙の投票日。テレビ各局は選挙速報を横並び。今回もテレビ東京の池上無双は強かった。案の定、視聴率でも1位をとったそうです。池上さんの放送は、ふだん政治にあまり興味がない層からみても解りやすい。一般的な視聴者の素朴な疑問をわかりやすく紐解いてくれる存在は、やっぱり唯一無二だなぁと感じます。
今回の選挙で気になったのは、テレビ各局のスタンスの違いです。今回は、安倍政権への賛否を問う選挙だったという見方がありますが、どうしても反安倍政権、反自民の観点で報道したがる局がありました。ニュースキャスターが局の意向に引きずられ、今回の選挙の論点とはずれた話題を引き延ばそうとした局。コメンテーターの発言が理不尽な局。以前から偏向報道がキツイなぁ、と思っており、今回もそのとおりだと思った局。報道する際は公正、平等が原則だったはずなんですが、、、こんな建前もどこかにいってしまったようですねぇ。(天下のNHKだって、思想的に中立かといわれるとそうでもないようですけど)少なくとも私は、いままで見てきた民放のあるニュース番組を見ることを止めました。その番組が報じるニュースにバイアスがかかっていそうな気がするから。
その観点で言えば、まだラジオはある程度「思ったことを言える」報道なのかと思います。テレビでは、決められた台本の上をなぞらなければならない縛りが強くあるのに、ラジオはまだ「台本のないフリー」が許されるような風潮が許されるような。意見が違ったら、戦えばいい。その論戦を正しく理解して、リスナーが判断すればいい。いま世間はみんな忙しくって、判断するのだって疲れちゃうような世の中ですが、それでも「主体性」をもった判断ができるだけの材料を、マスコミは提供してほしい。できれば中立な立場で。無理でしょうけど。
幸い、今はInternetというメディアがあります。少なくとも、テレビよりは偏った意見を排除できうる環境を自分でつくることができます。なるべく公正に、なるべく中立に。自分の好き嫌いはあって正しいと思うけど、それ以前に「人の話を聞く」ことを止めてはいけない。頭ごなしに否定するのは違うと思う。そういう観点で望んでいければいいなぁ、と思うのでした。
いま聴取率トップを誇る、TBSラジオ。そのムック本です。さっそく中身を読みました。耳馴染みあるパーソナリティの方の意見を活字で読めるのはうれしいですね。私が一番好きな番組は、たまむすび。赤江さん時代から、そのゆる〜い、なんにも生み出さないほんわか空気が好きで好きで。赤江さんが育休中の今も、このテイストが変わらないことがとっても好き。世の中平和にいきたいものですよねぇ。