ガイーヌ。有名なバレエ曲ですが、演奏会で出会ったら、貴方は何で終わってほしいですか?剣の舞?レズギンカ?主張が激しく論争がおきています。(私の周りで)
本日の駄文
コストコからメールが。利用できるクレジットカードがAMEXからMASTERに変わるようです。AMEXは来年使えなくなる模様。えーっ、このためだけにAMEXの年会費払っていたのに。。。ショックです。。。
ガイーヌ論争
吹奏楽の世界は、音楽のごった煮です。クラシックもあれば歌謡曲もあり、ロックもあればジャズもあり。音楽の種類はいろいろあれど、これほどまでのジャンルを吹奏楽形体にアレンジされ、演奏される国はおそらく日本だけでしょう。多分。だからこそ、普段は起きないようないろいろな問題を抱えることだってあります。今回はクラシックの世界について触れたいと思います。
日本の吹奏楽コンクールの場合、課題曲と自由曲の2曲を、12分間で演奏するルールがあります。12分間を1秒でも過ぎてしまえば、タイムオーバーとなり失格。評価の対象外となります。課題曲の時間はどの団体も決まっているからこそ、自由曲をより印象づけるため、有名なクラシック曲ではいろいろな編曲家がいろいろな解釈で編曲を実施します。ちょっと流れが悪かったり、学生にとっては難しすぎる部分をカットすることは当たり前、場合によっては組曲の曲順を変えたりします。
今回私の所属する楽団の演奏会の候補曲として挙がったのは、バレエ音楽「ガイーヌ」です。バレエ音楽は、1曲1曲の時間が短めで聴き映えもいいため吹奏楽にとっては格好の演奏材料です。が、有名な曲ほどいろいろなアレンジ/演奏の順番が多いのも事実。このガイーヌは、演奏される楽団によって取り上げ方が千差万別な曲のひとつです。
有名で、かつ演奏される機会も多いため、どの曲を最後に持ってくるかで意見が面白いほどに別れます。一番有名である「剣の舞」で終わるか、一番激しく聴きごたえのある「レズギンカ」で終わるのか。ゴージャスな感じで終わる「収穫祭」というパターンもやりました。気持ちが若い私としては、やっぱりレズギンカで終わって体力使い果たして終演…というのが好きですが、これも好み。まだまだ私の楽団のガイーヌ問題は終わることなく継続しそうな雰囲気です。
もちろん、私もこの曲は何回も演奏しました。いろいろな曲順、いろいろな編曲。ある方が編曲したガイーヌは、吹奏楽の弦バス譜面がオーケストラのチェロとコントラバスを両方弾くというとんでもない難易度の譜面でした。速いテンポで2オクターブ近くの跳躍を1音毎に繰り返すレズギンカが本当に地獄で(でも本当に楽しくて)必死になって演奏した記憶があります。懐かしいなぁ。でも二度と演りたくありません。若かったときはどうにかなったのですが、疲れるんですもの。。。