ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

JBL LINK 10

さっそく、購入してしまいました。スマートスピーカーで唯一可搬性のある、JBL LINK 10。しかし、使い勝手は残念な感じに。私のニーズには少々合わない製品でした。癖のある製品ですので、購入前にはしっかりご検討のほどを。

本日の駄文

週末の疲れが一日遅れで来ているせいか、今日は朝から動けずじまい…。ベッドとお友達になる生活も久しぶりです。病気のときって切なくなりますよね。ネットでなにか新しいサービスとかないかしら。ただただ励ましてくれるチャットサービスとか…。

JBL LINK 10

先日、スマートスピーカーに関する記事を書きました。

hamabasso.hateblo.jpこのときに発見した、Googleのスマートスピーカーで可搬性のある「JBL LINK 10」。あっという間に欲しくなってしまい、気がついたら夜ポチってしまって…いまなぜか手元にあります。今回はこのJBL LINK 10についてレビューしたいと思います。

レビュー。

まず、特筆すべきはその大きさについてです。

向かっていちばん左側が、今回ご紹介するJBL LINK 10。比較用として、サントリーの烏龍茶(500mlペットボトル)と、同じJBLのFLIP 3を並べてみました。ご覧になっていただければわかるかと思いますが、ペットボトルよりもかなり太く、高さはちょっと短いです。そして重さはずっしりと重い。少なくとも、FLIP 3のように気軽に持ち歩くという感じではなく、必要に応じて持ち運びができる、という表現が正しいでしょう。

次に、音質。JBL FLIP 3は、パッシブラジエーターがあるおかげでJBLサウンドとしてはなかなか迫力のある音作りになっていますが、LINK 10はすこし穏やかな印象。本来のJBLの音に少し近づいたような気もします。が、少々物足りなさを感じることも確か。フルボリュームにすればとんでもなく煩い音がでますが、なかなかそこまでボリュームをシチュエーションはないかなぁ、と。

ついで、バッテリー。このスピーカー、相当電池持ち、短いです。FLIP 3であれば、一日2~3時間の利用で一週間くらいは余裕で持つのですが。このスピーカーはフル充電しても5時間程度しか電池が保ちません。頻繁に充電をする必要が出てくるため、ちょっと面倒くさい感じがします。

良い点としては、Amazonと比較して、自分だけの音楽ライブラリ内を検索して再生してくれること。Google musicへ音楽をアップロードしておく下準備は必要ですが、google musicでも網羅されていない、自分だけが持っている音源を、自分の声だけで探して再生してくれること。マニアックな楽曲を、手軽に再生できることはAmazon Musicと比較して優位な点でしょう。

反対に、悪い点。それは、起動時間の遅さ。通常のBluetoothスピーカーと決定的に違う点がここです。当然といえばそれまでですが、LINK 10は電源をONにすると、自分でIPアドレスを拾いに行き、WIFIを確立してから利用可能になります。その時間、約1~2分。つまり、電源をONしてからすぐに「OK,Google」は反応してくれないのです。こればっかりは大誤算。購入してみてからわかったウィークポイントです。

まとめ。

以上のことから、普段このスピーカーを利用するシチュエーションとしては、

  • 通常は充電器に接続しておき、いつも電源をONしておく。
  • 必要に応じて持ち出し、Google Musicに保存した、自分で作成したライブラリ内の音楽を楽しむ。持ち出した先では短時間利用し、定位置に戻った段階で充電を再開する。

といった使い方がモデルケースとなるでしょう。

反対に、このスピーカーに向かないシチュエーションとしては

  • 手軽にどこでもスピーカーを持ち運ぶ。(デカイ、重い)
  • こまめに電源をON/OFFする。(起動までに時間がかかる)
  • 音楽をお任せで再生する(Amazon musicやspotifyでも同様のサービスが可能)
  • 常にスマホを持ち歩き、スマホのスピーカー代わりとして使う。

という感じになります。

つまり…一言で言うと私のニーズには合わない製品だったということです。確かに、AmazonとGoogleのスマートスピーカーの比較という点では購入して正解だったと思うのです。両者ともに得意なシチュエーションがありますし。でも、結局のところ、私はいつもスマホのスピーカー代わりとしてBluetoothスピーカーを持ち運ぶし、何なら携帯ラジオの代わりとして利用するし。こんなレベルの使い方であれば、1.5万円も出す必要がないのではないか…という気がしてならないのでした。

というわけで、結局今の所はこのLINK 10、ベッドサイドにおいています。常に電源を接続し、アラーム機能と寝る前の音楽を楽しむ程度。。。これだったら、通常のGoogle homeでも事足りたのではないかしら…というツッコミが痛いです。えぇ、こうやって人って成長していくんですね。ああぁぁぁ、残念…。

★追記★

このスピーカーの成仏できる使い方をみつけました。こちらの記事もよろしければご参照ください:

JBL LINK 10(その後) - ヘ音記号のひとりごと

ベッドサイドでの使い方であれば、Google謹製のこちらでよかったんじゃないか、と。。。

むしろ、こっちのほうが小さくてまるっこくてよかったんじゃないか、とも。。。

★追記(2018/11/26)★

いま、このLINKやGoogle Homeがものすごく安くなっています。Linkも6,000円で購入できるのであれば、かなり買いやすく、多少のマイナス点に目をつむってしまいます。スマートスピーカーとしてではなく、bluetoothスピーカーとしても潰しがききますからねぇ。。。