ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ときには立ち止まることも必要。

心の病を患っているとき。何もできない自分にふさぎ込んでしまうことってよくあります。でも、そんな時間だって自分の糧になる大事な大事な時間なんです。いつか自分が花開くときがあります。絶対。

本日の駄文

三連休、いかがお過ごしでしたでしょうか?私は、この三連休の2日目、7/15に予定を集約しておりました。午前中に買い物を済ませ、午後からラジオのイベント、夜はトークイベント。いや、ハードでしたがその分楽しかった週末でした。昨日の動けなかった一日も含めて。

ときには立ち止まることも必要。

7/15(土)の夜のトークイベントは、私の好きな声優さん、中島愛さん(通称:まめぐ)主催「愛の臨時夜会」でした。場所は新宿のど真ん中、新宿ロフトプラスワン。久しぶりに訪れる歌舞伎町はなかなか刺激的で…。最近すっかり平和ボケしているおじさんにとってはかなりドキドキでした。

今回のイベントは昭和歌謡とアイドルについてひたすら語り、まめぐ持参のレコードをひたすらにかける、というとてもディープなイベントでした。ゲストは鷲崎健さんと甲斐みのりさん。お酒の勢いもあってトークの内容もなめらかに、19:15開始のイベントは23時ころまで続くという…いやー、いろいろな意味で深いイベントではありました。

そのなかで。鷲崎さんとまめぐの会話で「一旦歩みを止めたアイドルに、同じだけの熱量を注げるか」という話になりました。鷲崎さんのアイドル「KARA」が、もし再結成された場合のファン心理を語っていたのですが…鷲崎さん的には、もう再結成してほしくない、一度注いでいた熱量はいったんピリオドを打たれた段階で一旦終わってしまうそうです。それを聞いたまめぐ、ご自身が活動休止していたこともあって深く心に刺さってしまって「う~ん…」なんて悩んでましたけど。

私も、心の病を患ってから10年近くになります。その間、1年休職→4年復職→いま6ヶ月休職中、という現在進行系です。その経験から言わせていただくと…。当事者としては、お休みしていた期間って、どうしてもマイナスであると考えてしまうんです。もしこの時間に仕事していたらもっと良い職位に上がっていただろう、この時期に逃したチャンスはどんなだったんだろう、と。でも復職してしばらくして考え方が変わりました。この休職期間こそが、のちの自分を形作る大事な大事な時間だったのだと。苦労し、普通の人ができない苦悩を乗り越えた自分こそが、復職してからの自分を生かしてくれている。そう考えると、自分のことを許し、肯定して、前を向くことができたのです。

トークイベントの最後にもまめぐは言っていました。「日常のちょっと嫌なことがあったときとか、やる気の出ないときにでも、少しでもお手伝いが出来るようになれれば」と。この言葉を聞いて、まめぐも自分の場所を見つけてくれたんだ、とおじさんはとってもうれしくなりました。心の病と戦っている皆さん、いまの自分の戦いは絶対無駄ではありません。報われる日が必ずきます。その経験が生きるとき、あなたが光るときが必ずきます。だから、なんとかあきらめないで。しのいで。なんとかなんとか。一緒にがんばりましょう。私もがんばります。

今回のトークイベントを開催してくれたまめぐのニューシングルです。こんな若いのに、超がつくほど昭和歌謡、アイドル歌謡に造詣が深い。そのギャップにも萌えます(個人的には)。