ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

闘痔の話(3)

手術の前に必要な、大腸内視鏡検査。直前に飲む必要のある下剤が最大の難関でしたが、冷やすと飲みやすくなります。これ、大事なライフハックですよ…。

本日の駄文

週末は本当に暑い日が続きましたね。台風がそれたのは良かったのですが、おかげで汗だく…。友人は運動会で演奏する機会があったようで、屋外での演奏はそれはそれはきつかったと申しておりました。週末からは一気に涼しくなるようで、もう少し過ごしやすい天候が続けばよいのですが…。

闘痔の話(3)

前回は、痔瘻の切開についての激烈な痛みについて書きました。)

痔瘻の手術をする前に、受けなければならない診断があります。それが大腸内視鏡検査。肛門からの出血が大腸がんなどの腸疾患でないことを確認するための大事な検査です。

この検査の際に、腸の中をからっぽにするために下剤を飲み干す必要があります。検査の前段階で入手するこの下剤、とんでもなく飲み切るのがタイヘン。味はポカリスエットをしょっぱくして飲みづらくしたような、正直まずいシロモノ。とても常温では飲めず…1.5リットルを飲み干せず。「どうしても飲みきれないんですけど…」と病院に電話してみたものの、「飲みきっていただかないと検査ができない恐れがあるので…」と押し切られてしまう始末。その後、冷やすことでしょっぱさを抑えて飲めるというライフハックを発見し、冷凍庫で冷やすことで、勢いで飲み切ることに成功。この時点で私、ちょっと涙目。

その後。トイレとお友達になったあとに病院へ。病院でもトイレに行って看護婦さんに便の状況を確認してもらわないと検査ができません。そんな軽い恥辱に似た感情を持ちながらもいよいよ検査。鎮静剤を打っていただいたあと、肛門から入ってくるカメラ。あぁ、わたしも貞操をいよいよ奪われてしまったんだねぇ…。意識朦朧としながらもそんな感覚を味わうこと約30分。「終わりましたよ~」なーんだ、終わってしまえば大したことなかったような。でも喪失感は味わったような。検査結果、私は無事異常なし。晴れて痔瘻根治手術へのきっぷを無事手に入れたのでした。

(次回はいよいよ手術前の心境編です)

ポカリスエットというよりは、生理食塩水に近いような。ポカリスエットも、本当にのどが渇いているときや病気のとき、甘さを感じないですよね。私も今年の夏は何回かお世話になりました。