ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

紅葉のいろは坂

都心でも、そろそろ紅葉の色づく季節となってきましたね。紅葉といえば忘れられないこと。それは日光のいろは坂です。言わずとしれた紅葉の名所ではありますが…私の記憶は紅葉ではありません。その痛烈な渋滞です。

本日の駄文

今日は立冬。暖気が流れ込んできているとはいえ、今朝はやっぱり寒いものは寒い朝でしたね。これからどんどんと寒くなっていくのでしょうけど、私はこの季節、好きです。自分の身もパリッと締まる気がして。

紅葉のいろは坂

都心でも、そろそろ紅葉の色づく季節となってきましたね。紅葉といえば忘れられないこと。それは日光のいろは坂です。言わずとしれた紅葉の名所ではありますが…私の記憶は紅葉ではありません。その痛烈な渋滞です。

話はん十年前までさかのぼります。社会人になりたての頃、同僚とドライブに行こうという話になりました。いろいろと行き先を検討した結果、行き先は日光に。日光東照宮にお参りしたあと、時間的に余裕があったのでいろは坂の紅葉をみる事になりました。ちょうど紅葉の見頃の季節。あのつづら折りの道路で紅葉をみたら、どんなに素敵なんだろうって。このとき、時刻は16時。まだこの頃、いろは坂の恐怖を知りません。

我々はいろは坂へ突入しました。ところがどっこい、まったくもってクルマが前に進みません。引き返そうにも引き返せず、坂の途中で約2時間、止まったまんま。流石に紅葉はきれいなのですが、ここで来たのが尿意との戦い。。。どうも辛い。とにかく辛い。途中にあるドライブインまで命からがら駆け込んで、なんとか半分を征服した時点で時刻は17時となっておりました。

もう先に進むしか道はありません。いろは坂を登りきったとき、時刻は18時。あたりは真っ暗、紅葉どころの騒ぎではありませんでした。翌日は朝から打ち合わせがあります。早く帰りたい…。そんな真意を漏らすことも出来ず、なんとか坂を降りきり横浜へ帰ってきた頃には夜もとっぷりくれておりましたとさ。そんな経験をしながらおとなになっていくのね。私の青春の一コマでした…。