ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

MSPピックアップ(コントラバス用マイク)

Bass用のピックアップマイクとして、知名度は抜群に低いですが、音は抜群に良いものを見つけました。磁石を使う独創的な取り付け方で、とってもいい音。お値段が安いのも好印象。ぜひお手元に。

本日の駄文

一日ダラダラと過ごしてしまった昨日とはうって変わって、今朝は洗濯物を片付ける生活からスタートしました。ここ一週間で急激に季節が進むようです。みなさま、くれぐれも体調にはご自愛下さいませ。(あ、それは私自身のことですね…)

MSPピックアップ(コントラバス用マイク)

現在、訳あって楽器(コントラバス)をお休みしているのですが、週末に久しぶりに楽器に触る機会がありました。久しぶりに弾く私の楽器はそれはそれはよき音色でしたが、いかんせん自分の握力と音感が鈍っていたために、すぐ挫折。あらためて毎週練習することの大切さを身にしみて感じました。

楽器からだいぶ離れていたこともあり、楽器につけっぱなしだったマイクを収納することもすっかり忘れておりました。吹奏楽の中でもたまに出てくる、「これってウッドベースでひいたらカッコいいんだろうなぁ」というような、ジャズの4分音符の羅列。そんなランニングノートを弾くときに強い味方となるのが、今回紹介する「ピックアップマイク」です。

よく名の知られたピックアップマイクとして、RealistとFishermanが挙げられます。Realistは丸い音を出してくれますが、マイクを駒と楽器の間に挟み込む形になるため設置が面倒です。Fishermanのマイクは駒にくくりつけるタイプなので取り付けは簡単ですが、音はすこしアタック強めになります。私はずっとFisherman使いだったのですが、先日マイクを利用した所、ついに壊れ…というわけで、今回購入してみたのはMSPというピックアップです。

www.123music.jp

詳しくは、このメーカーのページを見ていただきたいのですが、正直、私が利用したマイクの中では一番良い音を拾ってくれるマイクです。原理としては、楽器の裏に強力磁石を入れることで、マイクを楽器の間に挟み込む形。気になる音は、楽器そのままの音を増幅してくれる、実に素直なものです。この音色だったら、好きにエフェクターかけるもよし、ウッドベースの温かい音をそのまま増幅させるも良し、です。弓弾きだってマイク通すことができちゃうのが、このマイクのすごい所。結構マイクって神経質になるのですが、セッティングをさほど考えなくてもいいのは助かりますね。

そしていちばんうれしいところ、それは価格。Realistは4~5万、Fishermanだって2~3万するマイク相場。意外とコントラバス用のマイクって高いんですが、この商品はなんと1万円!価格破壊も良いところです。中間マージンをすべて省いて、製品を作っている工場からの直販のみ、という潔さから知名度はまだまだ低いですが、この製品、すこぶる良いです。Bass弾きのお手元に、ぜひ。