ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

ポケベルが鳴らなくて

ポケベルが終了になってしまうそうです。その終了に寄せたつれづれです。皆さん、ポケベルって使っていましたか?(つーかポケベルってご存知ですか?)

本日の駄文

いつものスタバにて。大体の店員さんとは顔なじみになりつつあるスタバですが、いつもいるバリスタさんが急にいなくなったりすると心配になったりします。体調崩しちゃったのかな?とか余計なこと考えたりして。でも今日久しぶりに顔を見ることが出来て、私の心もハッピーです。よかった~。

ポケベルが鳴らなくて

ポケベルが、ついにサービスを終了するということがニュースになっておりました。そんなことをITmediaでもニュースにしておりましたが…。

www.itmedia.co.jp

この書き出しをみて、なんとなくピンときました。記事の署名をみると、やっぱり岡田さん。ITmediaの黎明期によく記事を書いていた方です。PC知識がほとんどない状態でPC向けメディアに就職され、誤った(ディープな)PC沼にどんどんとハマっていき、いまでは立派にライターとして活躍されている方です。この方の記事、好きなんです。昔ほどの毒は感じないものの、らしさ全開の記事は今回も楽しく読ませていただきました。

ポケベル、なくなっちゃうのかぁ…なんてすこしセンチメンタルに浸っていたりしました。今の子達の中でポケベルをリアルタイムで知らない人も多いみたいで、それはそれでびっくりしたのですが…ポケベルとは、連絡を取るための機械です。詳しい説明はWikipedia先生に譲るとして、当時この機械をもっているだけで、時代の先端にいたような、そんなガジェットでございました。

私はポケベル打ちするのがとても苦手な部類の人間でした。ポケベル打ち(11→あ、12→い、31→さ、43→つ、的な)は頭で考えないとどうしても打てず、ケータイ打ち(あを1回、あを2回、さを1回、たを3回打つとあいさつと表記)世代で、当時の女子高生を異次元の人だと感じたもんです。いまではすっかりフリック入力していますが、こういったものも時代の流れなんでしょうね。

ポケベルの何が便利だったかって、外出中の言い訳がいくらでもできたこと。ポケベルは受信専用の機械ですから、メッセージが送られてきて、なにか連絡をしたかったら公衆電話を探さなければなりません。公衆電話が見つかるまでは、ゆとりの時間。多少仕事をサボっていてもお構いなしだった、おおらかな時代でした。当時24時間営業していた友人は、ポケベルが鳴る=職場に緊急で戻る合図、だったみたいですけど。

今は、いろいろなことがリアルタイムでつながる便利な時代になりました。でも、便利すぎるがゆえに、いろいろなことに追われる時代になってしまっているような気もするんです。もう昔の時代には戻れないよねぇ…。いまとなっては、そんな懐かしい時代を共有できればいいなぁと思うのでした。

最後に、歌。「ポケベルが~ならなくて~」というのも懐かしい。この曲の冒頭しか出てきませんけど、だいたいの人はメロディが歌えるんじゃないですかね…。今更CDは買えないかと思っていたら、昔の曲を集めたリバイバルCDで出てるみたい。90年台、懐かしい曲がいっぱいあって、タイトルリスト見るだけでもニヤニヤできます。