中国から輸入した、Honor 8X MAX。なんと、Google Play Storeが入っていなかったという…。そこで、普通の端末にするためにGoogle Play Storeを入れ、ホーム画面を変更し、画面の文字を小さくしました。これで使い物になるぞ!
本日の駄文
一昨日、横浜市南部の駅、上大岡がYahoo!のトレンドに上がっていましたね。調べてみると、商店街で火災が発生していたとのこと。個人的に好きな電車である京急、その百貨店である京急百貨店の下車駅である上大岡。今回の火事も大事に至らないといいんですが…。
Honor 8X Maxを日本仕様にチェンジする。
お金と時間があれば、中国からスマホを購入している私です。つい先日も、Huawei製のでかスマホ、「Honor 8X Max」を中国から輸入しておりました。お値段、約3万円。今回購入したこの機種、ディスプレイが7インチOverというとても老眼に優しい機種です。用途としては、艦これ。何を差し置いても、出先で艦これを快適にAndroidタブレットで行えることが第一優先です。
でも。この端末は中国国内で利用されることを想定しているため、快適に日本国内で利用しようとするには少しだけいろいろと弄る必要があります。もちろん、国内で利用することはグレーではありますが…とにもかくにも、日本国内で利用するためにやったことを下記に備忘録として上げておきたいと思います。うっかり端末を初期化したときのために。そしてこの端末をより多くの方に使っていただくために。
★お約束ですが、すべて自己責任です。文鎮化しても、泣かない★
1.Google Play Storeをインストールする。
とにもかくにもここから。中国製の端末は、その規制からGoogle Play Storeがインストールされていません。まずはこれをインストールしてあげます。ただし、AppGallary(Huawei製のGoogle Play的なストア)からGoogle Play Storeをインストールしようとしても起動ができません。よって、親切な世の中の方が作ってくれた「GMSinstaller」を利用します。(この段階ではまだ日本語入力できないので、下記URLを英語で直打ち推奨です)
http://www.appchina.com/app/com.huawei.gmsinstaller
上記から、「GMS安装器」のapkをダウンロード(下裁apk)し、「はい」で実行します。不明のアプリをインストールするかどうか質問されますが、すべて「はい」。
(もしこの時点でGoogle製アプリがインストールされているとアンインストールしますか?と聞かれます。この場合もおとなしく従いましょう)
すると、自動的にインストールが走り、再起動。うまく再起動しインストールが完了したら、今度こそ「AppGallary」から「Google Play Store」をインストールします。すると…できた!あとは、GoogleアカウントでGoogle Play Storeへサインインして、いつものように自分の好みのアプリをインストールしていくだけです。
2.デフォルトランチャーをNova Launcherに変更する。
ホームボタンを押したときのランチャーアプリですが、この機種Honor 8x MAXは変更できないようになっています。私はいつもNova Launcherにしているので、デフォルト状態だと使いづらい!なんで変更できないの!というわけで、ランチャーアプリを変更します。
2-1.まず一番最初に、変更したいランチャーアプリをGoogle Play Storeからインストールしておきます。これ、地味に大事。この段階では、インストールすることは出来てもランチャーの切り替えは出来ません。
2-2.次に、PCからadbコマンドでケータイをいじることができるよう、Honor 8x MAX側へHuaweiアカウントでログインします。この際、Honor 8x MAXを利用すると「中国に滞在しないとHuaweiアカウントが作成できない」ようにみえますが…実は下記URLを利用すると日本から日本のHuaweiアカウントを作成可能です。
https://hwid5.vmall.com/CAS/portal/login.html
上記ページから、「新規作成」をクリック。その後必要事項を記載していくのですが、このときに聞かれるメールアドレスで認証してあげればOK。ここで作ったHuaweiアカウントを記憶しておきます。
2-3.次に「設定」→「システム」→「端末情報」から「ビルド番号」を何回かタップし、「デベロッパーになりました!」。設定メニューから「開発者向けオプション」を選択できるようにします。
2-4.続いて、「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」をタップし、デバッグ内「USBデバッグ」を有効にします。この際に上記で作成したHuaweiアカウントで端末にログインする必要があります。その後、ようやくHonor 8x MAXをPCに接続します。Honor 8x MAXに出てくる「このPCを信頼しますか?」という質問に「はい」をタップ。
2-5.ようやく最後。既存ランチャーアプリ(com.huawei.android.launcher)を無効にしようと思って何回かトライしてみましたが、このアプリ、設定を上書きするようなゾンビのようなアプリでした…。というわけで、消えてなくなれっ。以下のページを参考に…
https://www.xda-developers.com/huawei-honor-chinese-emui-9-blocks-third-party-launchers/
PCをスマホにつないで、dos窓を開き、以下の呪文を唱えます。
adb shell pm uninstall -k --user 0 com.huawei.android.launcher
これで無事、ランチャーをアンインストールすることができました。おそらくこの段階でホームボタンをタップすると、2-1.でインストールしたお好みのランチャーと「運転モード」を選択できるようになっているはずです。ここから「運転モード」をアンインストールしてあげれば、お好みのランチャーで起動できる状態になりました!お疲れ様でした~。
3.表示される文字をもう少し小さくする。
せっかくの大画面ですから、もう少し表示される文字を小さくし、表示される情報量を多くしたいと思いませんか?(わたしも少し老眼が進んでいますが、この辺だけは譲れない…)
まず、普通に設定してみます。
- 「設定」→「画面」→「表示モード」を小にする。
- 「設定」→「画面」→「文字サイズ」を小にする。
上記2点を変更した上で、ChromeからYahoo!のトップ画面を表示してみた画面が下記の通りとなります。参考まで、一緒に写っているのはついさっきまでタブレット代わりに使っていたHuawei Mate 9。この機種も良い機種でしたが、こうやって比較するとちょっとだけ画面が小さく感じますね…。(いや、Honor 8x MAXの画面が迫力あるデカさが際立ちますね…)
表示画面を少し小さくするのは、非常に簡単です。「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」をタップし、「描画」→「最小幅」のdp数値を少し大きくしてやるのです。試しに、480dpに変更した画面で比較してみると…
ほらね、素晴らしい!表示される情報量が約2倍になりました。老眼にも優しく、手頃に片手でもつかめるタブレットの完成です!
このスグレモノタブレットの利用感を最後に。私がいままで利用していたHuawei Mate 9と比較すると、やはり多少大きさを感じます。縦に長くなり、横にちょっと大きくなった分、掴んだときにも少々「でかい」感覚は否めません。しかしながら、世の中で主流になっている8インチタブレットを持ち歩くのと軽快感を比較すると、とっても快適。見た目にもスマートで「できるおじさん」を演出するのにはちょうど良いです。
しかも、本体裏面の指紋認証に加え顔認証もありますので、普段遣いする際にもストレスをあまり感じることはありません。電池持ちも驚異的。下手すると3日間くらい平気で持ちます。そして、本体下のイヤホンジャックがあるのも嬉しい点。
多少のマイナス点は…Snapdragon636ということで、やはりすこしだけゲームしていてもたつくことがあるところ。多少の重さを感じるところ。そして本当に残念なのが、充電端子がmicroUSBであるところ。ここがUSB Type-Cであれば言うことなかったのになぁ。普段遣いには特に問題に感じることはありませんが、旅行に行く際に荷物がすこし増えることだけが残念です。
ともあれ、やはり7インチoverのタブレットは快適すぎて、いろいろと捗ることがとても多いです。大きさは、正義。デメリットよりもメリットが多く、国内でも同様のタブレットが発売されないのが本当に残念。手頃なこのタブレット、ズルトラ(Xperia Z Ultra)難民の皆さん、ぜひオススメですよ~。
中国から通販で購入する際、なんだかんだでオススメするのはGearBestかなぁ。細かいガジェット系はここから購入する率がとても高いです。時折安くなっているHonor 8x MAXは300ドル以下になったときがチャンスですね。
最後に、おまけ。ケースは今回こちらのケースを選んでみました。いつも選ぶケースよりも上質感があってとてもよき感じです。