ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

JL Audio C5-650

クルマのスピーカー、がんばって結構高いものを奢ることが出来ました。あまり期待していなかったものの、実際に聞いてみると腰抜かすほど気持ちいい。またドライブの楽しみが増えました。

本日の駄文

お札の肖像が変わるらしいですね。最初にこのニュースを見たときは、何かドッキリなんじゃないかと思ってしまったほど。それくらい、諭吉さんに馴染みがあった(現実世界では馴染みないけど)わけで、今後は渋沢さんになるんだなぁ…となんとなーく感慨にふけってみたりして。

JL Audio C5-650

クルマのオーディオについてです。先日、いろいろなメーカーをいろいろ聞いて、結局よくわからなくなってしまった私がおりました。とはいっても、出音はキレイなスピーカーにしたい!という一心で選んだスピーカー、それはロングセラー商品となっているJL Audio C5-650でした。決めては、このスピーカーが割合安価に入手できたこと。いまは市販価格で75,000円くらいするみたいですが…。私が購入したときはおよそ60,000円で購入できました。いろいろなプロショップに見積を依頼し、わたしの愛車であるゴルフ7ヴァリアントに取付ができたのがこの週末の話でした。クルマ業界はどうやら3月下旬からGWまでは繁忙期らしく、私もスピーカー取付依頼してからほぼ1ヶ月かかりました。

で。その付け替えたスピーカーの実力なのですが…じつは若干見くびっていたのです。高いスピーカーを奢ったところで、アンプはDiscoverPro、そこまで大きくは変わらないだろう、と。実際、付け替えた当初は「こんなもんだよねぇ…」というレベルだったのですが。クルマを乗り始めてから1時間位経っただけで、その音はどんどん変わっていきます。

  • 聞き慣れたギターのフレーズに、甘さを感じるようになりました。
  • 聞き慣れたピアノのフレーズの、タッチがわかるようになりました。
  • 聞き慣れた小倉唯ちゃんの声が、ぞっとするほど琴線にふれました。

まずはデメリットから。低音域はタイトな音が好きな私ではありますが、このスピーカー単体では多少タイトすぎるような気がします。線が細いというか。このあたりはクルマという特殊環境からして、ウーファーを入れたほうが幸せになるのかもしれないと感じるところではあります。そのくらい。

メリット。いや、正直こんなの「物は言いよう」の世界かもしれませんし、自己満足の世界かもしれません。が、QueenのWe Will Rock Youのギターソロの甘い音。レッド・スペシャルの甘美な響きに腰砕けになりました。いつも聞いているピアニストの、タッチが手に取るようにわかるようになりました。試聴用に聞いている「Choosse me ダーリン!」の小倉唯ちゃんの甘い声に完全にやられてしまいました。まさか、カースピーカーでこんな世界があったとは。一言でいえば、驚愕です。

週末にスピーカーを変えてから、クルマに乗った時間はまだ数時間程度。これからスピーカーもエージングを重ねることで、まだまだ良くなる伸びしろがあると思います。正直、とんでもなく楽しみ。万人におすすめできるような趣味ではないけれど、ぜひこの世界を体感してほしいですね。戻れなくなりますよ。