ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン(42)aviot TE-D01d

音を面で聞かせるAVIOTのTWE。中音域メインで品よく音楽を聞きたい場合は無難な選択肢の一つ。普通に聞ける、でもその普通のレベルが高い。いいイヤホンだと思いますよ。

本日の駄文

週末、心の調子がイマイチでほぼ寝て過ごしておりました。何も考えずに寝たいんだけど、眠くない。そんな鬱々とした気分だった自分を奮い立たせてくれたのが、お買い物。ひさしぶりだなぁ、こんな展開。

イヤホン(42)aviot TE-D01d

私が持っているTWE(True Wireless Earphone)の中で、常用しているのはAnker Soundcore Liberty Airです。このイヤホン、それなりに使い勝手もよく気に入って入るんですが、やっぱりきになる、うどん状の形。そうなると、なにかほかのTWEを試したくなるのが人情というもの。週末布団から出ずにぬくぬくと過ごしていた私の気晴らし気分で今回お迎えしたのは、AVIOTのTE-D01dでした。ネット上ではとにかく評判が良いこの機種ですが、さてその音はどんな感じなのでしょうか…?

  • ハウジングは標準的。スタビライザーもついています。
  • イヤーピースも標準的ですが、ノズルが少し太いせいで耳が小さい人には少し大きく感じてしまうかもしれません。
  • 音域は中低音が面で聞こえます。詳しくは後述。
  • 遮音性は高め。フィット感の良さも相まってGood.
  • 音量は取りやすいほうでしょうか。
  • 音場。中くらいのスタジオかな?だいたい8畳程度と考えてもらえれば。
  • 精細感を出すのはあまり得意でないかもしれません。

このイヤホンの美点、それは優れた装用感と見た目が挙げられるでしょう。多少ノズルが太いことを除けば、日本人向けとも言えるこのハウジングは優れたパッケージングと言えるでしょう。イヤーピースも各種取りそろえられており、またスタビライザーも相まって「抜けにくい」形をしています。

その音は、中低音強め。そうはいっても、アメリカ系のような重低音ドスドスといった感じではありません。中音を面で聞かせるその音作りは、日本人好みの几帳面さも相まって好印象。高温域のキラキラ巻が多少物足りなさを感じるところもありますが、これは個人的な音の好みにもよるでしょうか。落ち着いた音を奏でます。

装用感と落ち着いた音色。これにピンとくればこのイヤホンは「買い」だと思います。ここ最近の一癖ある特徴が多いTWEの選択肢の中からは、おとなしい、無難な選択と取られてしまうかもしれません。ただ、すっと生活に寄り添ってくれる感じの良いお嬢さんといったこの感じ、嫌いじゃありません。むしろ、好き。華はないけど品はある印象。常用するTWEに昇格ですね。