台風による停電で壊れてしまった、私のレグザに外付けされているHDD。なんとか今回はUbuntuを使ったコマンドを叩くことで復活しました。よかったぁ。
本日の駄文
みなさま、台風19号の被害状況いかがでしょうか。私はとりあえず元気に生活できていますが、神奈川県内では多摩川のあたりが水浸しになっているようですね。一刻も早い復興と、一日も早い日常を過ごすことができるようお祈りしております。
Regzaのハードディスク復旧。
この停電で、私の住んでいる地域も停電が発生しました。長い時間ではなかったものの、停電は心細いもの。そして私の家で唯一と言ってもいい被害が、テレビにくっついている録画用ハードディスク(HDD)が壊れてしまったことです。ちょうどテレビ番組を録画中に停電が起きたようで、Regzaの「録画リスト」ボタンを押してHDDを呼び出そうとしても、数分の沈黙の後、電源が切れる。そんなことを数回繰り返すという、停電で起きうる典型的なHDD不具合を引き起こしていました。
普通の人であれば、ここで諦める。停電あったし、台風も来てたし、これぐらいで被害が抑えられてよかったと思いたい。しかし、私は諦めきれない。やっぱり録ってある昔のN響とか関ジャムとか音楽番組が惜しい。そう考え、以前もお世話になったサイト、「レグザ USBハードディスクの傾向と対策」さんをお邪魔し、自分でなんとか復旧を試みました。結果、復活の呪文を唱えたHDDは灰にならずに生還!私もホクホク顔になったのでした。
というわけで、このサイトのご紹介とLinux初心者向けの解説をば。
参考にさせていただいたサイト
レグザ USBハードディスクの傾向と対策 さん
私が用意したもの
- パソコン(Internet接続ができる環境)
- USBメモリ
- くじけない心
- 作業時間(1~2時間はかかります)
作業概要
1.Ubuntu Desktop日本語版のダウンロード
こちらからダウンロードしました。
Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
私が今回(2019年10月)成功したのは、Ubuntu 18.04.3 LTSを利用しました。
2.USBメモリにUbuntuを書き込み
こちらからLinux Live USB Creatorをダウンロードしました。
http://www.linuxliveusb.com/en/download
・ソースの選択は、1.でダウンロードしたUbuntu日本語版isoを選択。
・保存領域の設定(1024GB程度を適当に選択)
・オプション チェックを外す(重要!)→「Linux LiveをWindows上で起動可能にする」
・USB2.0のUSBメモリを利用すると、20分~30分程度かかりました。
3.USBメモリからPCを起動
BIOSを設定し、USBメモリから起動するようにするとUbuntuが立ち上がります。
起動するのにわりと時間がかかります。(2~3分)
4.以降、●レグザHDD復旧ソフト「REGZA HDD Easy Repair」の使い方 - レグザREGZA研究 さんのサイトを参考に。
実際に作業を実施すると意外なほど時間がかかります。
操作をしてからレスポンスが帰ってくるまで1分くらいかかることも。
マウスをクリックしてから、反応がないなぁと思ってもしばらく待ってみましょう。
逸る心を抑えて、気をなが~く持ちましょう。
※おやくそく※
これでうまくいく場合はラッキーです。HDD自体に深刻なエラーが発生していなかったということで。もしこれでうまく行かない場合は、素直に代行サービスを依頼するか、諦めるか、もう少しUbuntuがんばるか。わたしもUbuntu知識はほぼゼロですが、今回はすんなり手順通りいきましたので、諦めないこころが大事かも。
また、繰り返しになりますがHDDは消耗品。2年くらいたったら買い換えるのもまた一考の余地ありです。HDDがカラカラ言い出して泣いてしまう前に、早めの対処がおすすめですよ。4TBでようやく1万円切る価格になりました。