ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン(43)Jabra Elite Active 65t

現時点でのフルワイヤレスイヤホン探しの終着点となっている、Jabra Elite Active 65t。装用感、使い勝手、音質。どれをとってもスキのない、私にとって一番フィットしているお気に入りイヤホンです。価格が安くなっている時期に捕獲してみて。

本日の駄文

センター試験、終わりましたね。受験生の皆さん、とりあえず第一段階のテストお疲れさまでした。自分は結果がどうだったかというと…あまり覚えていませんが、試験の日がとても寒かったことだけ覚えています。これからが受験シーズン本番、体調と心の調子には十分に気をつけて頑張ってくださいね。

イヤホン(43)Jabra Elite Active 65t

最近、めっきりウォークマンの出場する機会が減っている私です。スマホからBluetoothで飛ばして音楽を聞くことにすっかり慣れてしまい、TWEのケーブルレスの気軽さが気に入ってしまっているのですが、ちょっとだけ困ったこともありました。それは、音量の調整ができないこと。耳元でケーブルがあるタイプのイヤホンは音量調整ボタンがケーブルにくっついていますが、TWEの場合こういった機能付きのイヤホンは本当に少ない。ついでにいうと、タッチ式のボタンは耳に押し込むときに誤作動を起こしがちでとってもストレスが溜まる。少なからずTWEに不満を持ちながら利用していたのでした。高いTWEも使ってみたいけど、どうしても不安が払拭されないのではないかって。

そんな中。昨年12月のAmazonサイバーマンデーセールで急遽安くなっていたTWEを見つけました。それがJabra Elite Active 65t。このイヤホン、食わず嫌いでいままで装着したこともなかったのです。TWEにしては大きめのハウジングで、ちょっとヤダなぁって。でも待って。よーーーーく見ると、耳元で音量の調整ができるハード式のボタンが付いているではありませんか。なんと!その事実に気がついた私は、すぐさま家電量販店で試着、自分の耳にもほどよくフィットしたそのつけ心地にも感動し、すぐにAmazonで購入したのでした。(このときの値段は14,800円でした。登場しはじめの頃は2万円Overだった製品がここまで安く購入できたことも購入を後押ししたきっかけの一つです)

では、いつものようにレビューをば。

  • ハウジングはやっぱり少し大きめ。とはいえ、自分の耳にはすっぽりとうまくハマってくれました。これは予想外のGoodポイント。
  • イヤーピースも標準的。ただ私はすぐに別のイヤーピースに差し替えてしまったためno評価ということで。
  • 音域はかまぼこ型よりのフラット。少しだけ低音域が物足りない気もします。が、後述のアプリを使えばイコライザーでいくらでもイジれる部分ではあります。
  • 遮音性は文句なく高い。フィット感の良さも相まって外界の音をほとんどシャットアウトしてくれます。(ノイズキャンセリングとはまた違うけど)
  • 音量は取りやすいほうでしょうか。
  • 音場。わりと広めのスタジオ程度。広がりを感じます。
  • 精細感。キラキラした音楽を奏でるというよりは、原音に忠実に再生するといった思考でしょうか。若干シャカシャカ感も感じるかなぁ。

まず、音楽を聞いていて感じたのは素直な音を奏でるということ。とくに音に味付けをするという感覚ではなく、ソースの音を忠実に再現することをモットーとしているような?特筆すべきは音離れの良さで、いろいろな楽器の音が分離して聞こえます。なかなかいままでのイヤホンでもなかった美点です。このあたり、Jabraというメーカーがヘッドセットを主に作ってきたところにもよる特徴ともいえるでしょう。多くの人が聞いて「あ、いい音」と感じることは素敵だと思うんです。(中華系のドンシャリサウンドに慣れている人には物足りなさを感じてしまうかもしれませんが…)

Jabra Elite Active 65tのTWEの最大の利点。それは最初にも触れたとおり、ハードボタン式の音量調整ができることにあります。耳元でBluetoothの音量を調整したい機会は私は結構多く、それが気軽にできることがこのイヤホンの最大かつ最高の特徴でもあるでしょう。私が知る限り、こういった機能付きのイヤホンは、唯一無二の存在ではないかど。(最近はタッチパネル式だったりしますし、Jabraの後継品、Jabra Elite Active 75tも音量上下はボタン長押しとかだったはず)

もう一つ、Jabraのイヤホンの利点はアプリが優秀だということ。手持ちのAndroidスマホにインストールして利用していますが、イコライザーがついていたり外の音を聞く機能がついていたり、痒いところに手が届く仕様になっています。これも優秀。ついでにいうと、混雑している横浜駅の中でもBluetoothが途切れることは殆どなかったし、(いままで利用したTWEの中では一番優秀)、フィット感も優れているため、一度耳に入れてしまえば装用感もあまり気になりません。

さらに。イヤーピースは下記製品、spinfit CP360を利用しています。これが自分の耳にはジャストフィットすぎて怖いくらい合いました。標準のイヤーピースでも装用感はかなり良い方ではあったのですが、このイヤピを使ってから後戻りができなくなりました。これ、本当にスグレモノです。

というわけで。ちょっとハウジングが大きかったり、値段があまり安定しなかったり(安いときは本当に安く購入できるから!)ちょっとネガティブな面もありますが、わたしにとってはこのイヤホンが現時点での使い勝手を含めた最高峰のTWEとなっています。もっとはやく巡り合っておけばよかった。それぐらい気に入っています。長いTWE探しの終着点として、いかがですか?。

ついでに。JabraのElite 65tという製品もあります。こちらはElite Active 65tから防水機能を省いたやつですが、基本機能は一緒。いま(2020/1/20)Amazonで価格を調べたら、なんと13,690円でした!なんと安くなっている!カラーリングを気にしなければ、こちらの製品でもいいかも。この値段で購入できる事自体がビックリ!です。