ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

「きょうの料理」の後藤さん

昨日は、テレビで久しぶりに「きょうの料理」を見てました。この番組で大好きなのが、アシスタントを担当している後藤アナ。物腰の柔らかさ、繰り出されるオヤジギャグの数々。番組の方向性を作ることができる。なんて、素晴らしい。

本日の駄文

梅雨も開けないままに8月に突入しそうな空模様。私も調子がなかなか戻らず苦労しています。朝の病的な眠気と、夕食前の電池切れのような症状。こころの病気をお持ちの方はご存知かもしれませんが、自分にあった薬を見つかるまでが、この病気の苦しいところ。なんとかうまくハマる薬が見つかればよいのだけれど。

「きょうの料理」の後藤さん

ここ最近、鬱々とした日々が続いています。テレビ(ニュース番組)をつけても、話題の中心はコロナ、コロナ、コロナ。感染者がじわりじわりと増えつつある中で、これといった対策を打てていないように感じる人々、それに対して好き勝手モノを言う人々。我慢を強いられている生活で、こんなに不毛な時間があったとは。そんな時間が嫌で、普段はラジオ中心に生活をしていますが、食事時はテレビをつけたくなるときもある。そんなときは、なるべく平和なテレビを見るようにしています。

職場のお姉さんから教わった言葉の受け売りで申し訳ないのですが、子供に見せても大丈夫、かつ親も心配ないようなテレビ番組を「無毒のテレビ」と呼んで重宝しているのだそうです。なんのことはない環境映像を放送したり、テレビ東京系列の企画力で勝負する番組であったり。いまのテレビは良くも悪くも演出過多で、見ているとすぐにお腹いっぱいになってしまうこと、多いですよね。中身がストレートに面白く、なんとなく見ていても心をかき乱されないテレビ番組。私が欲しているのは、まさに無毒のテレビ番組なんです。

さて、長い前置きがあったあとの本題です。昨日は月曜日。お待ちかねのナイター中継もお休みの日。少し夕食の時間が遅くなってしまい、21時ころから夕食をとりはじめました。この時間の最強の無毒のテレビは、BS-TBSで放映されている「酒場放浪記」。類さんと一緒に乾杯するのが楽しみなのですが、昨日はそんなことすら忘れて地上波をザッピングしていました。目についたのが、Eテレで放送していた「きょうの料理」です。ちょうど夏野菜、ナスを消費するためのメニューだったので、心穏やかに30分間番組をみることができました。

この日のアシスタントは、よくお見かけする物腰の非常に柔らかい男性アナウンサー。NHKのアナウンサーでもこのような番組を担当するんだなぁ…と思い、つい調べてみました。その方のお名前、後藤さん。NHKをリタイアされて、いまでは「きょうの料理」や「ラジオ深夜便」などでご活躍されているそうです。とっくに還暦を過ぎていらっしゃいましたが、感服するのはその場を和ませる能力。とにかくオヤジギャグが多い。でも嫌な気分にもならない。ふわっとした大人のオトコの謎の包容力で、番組全体のテイストを柔らかい感じに仕上げている。これぞ名人芸、名司会者だと感じたのでした。

巣ごもり生活になり、お料理番組を見ることも増えました。「男子ごはん」の栗原心平さんと国分太一くん、「キューピー3分間クッキング」の佐藤真知子アナ、そして「きょうの料理」の後藤さん。それぞれ各局のお料理番組は、あたまからっぽにして見ることができる、究極の無毒テレビですよね。お時間合う方は、今晩のおかずの参考にしてみてはいかがでしょうか?

NHK きょうの料理 2020年 7月号 [雑誌] (NHKテキスト)
 

 たまに実家に帰ると、母がお料理番組の本を買ってあることもしばしば。「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」率が高いものの、「きょうの料理」の本も何回か見たことがあります。改めてこういった本を見ていると、作ってもいないのに自分の料理スキルが上がった気になり、少しだけいい気分です。。。

gotox.jp後藤さんのホームページも有りましたので、こちらもぜひ。ダジャレ集もあり、なんとなくクスッと笑えるようなものが多いです。疲れることの多いこの世の中、すこし癒やしがほしい方、ちらっと覗いてみてください。心がほんの少し軽くなるかも。