ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

2020夏、初めてWUGに出会う。

どこにも出かけないお盆休み。うっかりWUGにハマってしまいました。えぇ、今更。だれに話すでもない、私の心の叫びよ、どこかのだれかに届け~。

本日の駄文

ひたすら暑い今年のお盆休み。車で帰省するわけにもいかず、かといって気軽に外に出るわけにもいかず。(酷暑と夕立のダブルパンチを浴びる可能性もあることだし…)長期休みを家の中でただただ過ごすことになりそうで。…ちょっとした窮屈さを感じませんか?ねぇ。

2020夏、初めてWUGに出会う。

WUG(Wake Up Girls!)との出会い

この時間の長い夏休み。一体何をして過ごそうかと考えました。一番最初におこなった部屋の掃除も終わり、ベースとベースアンプを仕事部屋に配置してもなんとか生活できそうな環境も整いました。さっそくベースの練習をしたのですが、あっという間に左手の指先が悲鳴をあげ、なんとも情けない結果に。きちんと練習しなければ。

なにか参考になる動画はないものか。最近ではyoutube上でもベースの上手い人の動画がいろいろ上がっています。とりあえず、いま注目している新人声優グループ「Dialogue+」の曲を上げているBass弾きの方に注目しました。そのなかでも自分の好きなプレイスタイルの方を見つけ、その方が弾いている曲を片っ端から動画をみました。そこで出てくる曲が多かったのがWUGの曲だったのです。

今までWUGちゃんと私、同じ時間を生きていながらほぼノータッチで生活していました。私が知っていたWUGの記憶の全ては、

  • 声優ラジオのパーソナリティを担当していた田中美海さんが所属していたグループ
  • すでに解散コンサートをさいたまスーパーアリーナで行い、いまは活動していない
  • 星野源さんのオールナイトニッポンで取り上げられ、流れた曲がある

以上。気にはなっていたけれど、興味はそれほどなかったのです。

WUGにハマっていく過程。

ここ最近気になった動画たちもご紹介してみます。まずは、田中美海さんがパーソナリティをつとめていた、「超A&G Next Breaks Five Stars」からの動画です。


WUG 田中美海のモノマネが面白すぎるw

ひたすら田中さんが器用で可愛い動画ですが、本当にこんな歌ばっかりなのかな、と。特に最後に紹介している「恋で、愛で、暴君です」とはいったいどんな歌なんだ、と。(後々、この曲が星野源さんが「この曲を作った人は天才」と言わしめた田中秀和さんの曲だと知ることに…)

もっとこの曲を知りたい。そう考えた私は「Bassを弾いてみた」で検索しました。そして一番好きなプレイがこちらの方。


恋愛暴君op Wake Up, Girls!「恋?で愛?で暴君です!」full bass cover

。はーらさんのBass Play。テンポも安定しているし、なにより聞いてて非常に心地よい。こんなふうに弾きたい。トリッキーなこの曲も、何度も聞いていると癖になってずっと聞いていられる。うーん、これははまってしまいそう。

そこからWUGちゃんが出ている動画を探したのでした。そして琴線に触れた動画を発見。この動画も超A&Gの中の番組、ヨルナイト・ヨルナイトの中でWUGの3人が出ていたもので、いきなりギター一本でアコースティックライブしちゃうというもの。彼女たちの素の歌スキルの高さが垣間見える動画です。


【 Wake Up, Girls! 吉岡茉祐 山下七海 青山吉能 】 鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト after (2018/4/12)

この子たち、いままで注目していなかったけど、もしかしたらとんでもなくポテンシャルの高い子たちだったんじゃないか?(とっても今更だけど…)そんな自分をなんとなく卑下しつつ、動画を見終わった瞬間、私は彼女たちのラストライブのDVDをぽちっとしてしまっていたのでした。

お盆休み中にこの円盤が届いたので、さっそく期待を込めて視聴したのでした。

おじさん、すっかりWUGにハマる。

最初は作業中のBGMになればいいかなぁ、なーんて軽い考えでテレビで流し始めたのですが、これは大失敗。作業なんて全く捗ることなく、ずーーーーっとテレビにかぶりつきで見てしまいました。7人それぞれの個性を生かした歌作り、ちょっと洒脱の効いたコード展開。かなり難しい曲も多い中、それを自分たちのものにして歌う彼女たち。

個人的な推しとしては、わたしは青山さん。歌の巧さではぶっちぎりでまゆしぃなんですけど、それと対等に渡り合えるよっぴー。よっぴーは歌の高音域、ファルセットの使い方が絶品で、艶っぽい声が好き。最後はオイシイところをまゆしぃに持っていかれるのかもしれないけれど、でもそんなところも含めてリーダーである彼女のキャラクターに心を動かされました。

別にだからといって、ほかの5人がだめというわけでもない。自分たちが自分たちのキャラクターを理解したグループ。だからこそ、さいたまスーパーアリーナに集まったワグナーのみなさんは熱く熱狂し、この日が伝説のLIVEになったんだと思います。あぁ後悔。こんなにアツイコンテンツがあったなんて。だいぶ損して生きていたんだなぁ、って思います。

円盤の最後に、彼女たちの想いを載せた手紙コーナーが収録されてあります。そのなかにあった、「WUGは、5年後も、10年後も生き続けます」まさにそう。彼女たちがグループとして出てくることはもうない。けれど、このようなコンテンツがあったということを、私、忘れません。(泣)

(おまけ)好きな曲ベスト3
  • 第三位 スキノスキル。ケルト的な12/4拍子で、かなり難しい。この曲の終盤、よっぴーのファルセットで彼女のファンになりました。
  • 第二位 恋で、愛で、暴君です。とにかく最初から何歌っているかわからない。完全にトリッキーなアニメ曲で最初は敬遠していましたが、聞き馴染むと癖になってしまい無限ループしてしまいます。
  • 第一位 Polaris。LiveのWENで歌われるこの曲。彼女たちの未来を示す名曲。これもかなり難しい曲ですが、それを感じさせずに歌える彼女たちのスキルの高さに拍手を贈りたいと思います。