ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

いまの祖父、昔の祖父

私の父母は、甥っ子たちのおかげでいま生きがいを感じながら幸せに過ごしています。私自身の祖父も90歳過ぎまで大病もなく生き続けた大往生。私が老人になる頃は、いったいどんな世界が訪れているんでしょうかねぇ。

本日の駄文

AmazonのEchoシリーズが新しい世代に移りましたね。今回の形状はまんまる。New Echo Dotと比べるとNew Echoは一回り大きくなったみたいですけど。でもこれって、「音質」はどうなんでしょうか?筒状のほうがスペース稼げるからいい音なんじゃないかって思ったり。スマートスピーカーをもう1台増やしたい身としては、とりあえず現段階では「待ち」かなぁ。。。新しもの好きのみなさん、レビューお願いしますm(_ _)m

いまの祖父、昔の祖父

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

敬老の日のおかげでシルバーウィークとなったこの週末。珍しく私の甥っ子たちが遊びに来てくれました。まだ小学生の甥っ子は元気いっぱい。でも家ではずーっとSwitchやってるらしいです。私、初見の大乱闘スマッシュブラザーズに混ぜられて、木っ端微塵にやられましたけど、まぁそれは甥っ子たちのご機嫌取りになったようで良かったです。

そんな敬老の日に、久しぶりに私の両親とZoomで話しました。甥っ子たちの成長をみるのが私の父母(甥っ子からみたら祖父、祖母)のいまの最高の楽しみみたい。まだコロナが心配なので田舎に帰れていない状況もあり、いわば「孫の顔を見れる」という機会はいい親孝行が出来たのかな、と。こういうときのために、最低限のPC操作とリモートソフト(Windowsの「リモートデスクトップ接続」は使えないので、フリーソフトの「AnyDesk」をインストールしてます)を教えておいてよかったです。

うってかわって。私のおじいちゃんについても少し記憶をたどってみたいと思います。私の祖父は明治生まれ。学校の先生だったそうです。(物心ついたときにはすでに退職していましたが)まだ道路もアスファルトで舗装されずに砂利道だった頃、祖父はよく知人を自宅に招いて宴会を行うことが好きだったそうです。大変な酒豪であり、記憶を失うまで飲んでから帰ってくることもしょっちゅう。その習慣は私の小学生時代でも変わらず、近所の自治会での宴席から祖父を介抱しながら家に連れて帰るのが私の仕事でもありました。

小学生時代までは仲が良かった祖父とも、私が中学、高校と進むに連れ関係は疎遠になっていきました。(私にもぷち反抗期みたいなのがあったんです)その後、大学進学をきっかけに上京することになり、ほとんど絡まなくなった祖父でしたが、帰省するたびに美味しそうに日本酒を飲んでいる姿がとても印象的でした。私と一緒に晩酌できることが最高に幸せだ、とも。

昼はコップ一杯の日本酒、夜はコップ二杯の日本酒を欠かさず飲み続け、毎日「酒が飲めるのが幸せだなぁ」とひとりごちていた祖父。その酒豪ぶりは亡くなる一週間前まで続き、酒が飲めなくなってからはすぐに天国へと旅立っていきました。大きな病気もなく、90歳を超えるまで生き続けた大往生。まさに幸せな生き方だったと思います。

時代時代によって幸せの尺度は変わるといいます。が、私が高齢者になる時代には、いったいどんな世の中になっているのでしょうか。願わくば、私の祖父と同じように「毎日が幸せ」と言える世界であってほしい、と切に願います。(そのためには、自分も少しは努力して生きていかないと、ね。)