ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

近況報告(2020年9月)

私の定期ポストとなる、自分の調子についてです。睡眠は良くなっていることが一番のトピックかな。まだ道は遠いですけど。

本日の駄文

銀座に行く時、必ずセットで立ち寄るのがヤマハ銀座店と山野楽器本店。むしろ銀座に行く目的がこの2店のはしごという方も多いハズ。その山野楽器本店、なんと下層階フロアが携帯屋さんに変わってしまっているそうです(号泣)上層階は変わらず営業しているそうですが…なんというか、足繁く山野楽器に通っていた人間としては寂しい限りです。

近況報告(2020年9月)

定期ポストとなる私の生存確認用記事です。もはや誰のためでもない、未来の自分に向けて書いているようなフシもありますが…どうか少しの間お付き合いくださいませ。

最近の私が良かったこと。それはひとえに睡眠が少し安定してきたことがあります。もうかれこれ(たぶん)10年以上お付き合いしてきた睡眠導入剤。あれとあらゆるお薬すべて網羅しましたね。マイスリーから始まり、ハルシオン、サイレース、ベンザリン。種類こそ変われどずーっと飲んできました。それが、なんと、この1週間あたり、こういう薬に頼らずとも眠れるようになったんです。一体なんでなのか?自分でも全く理由がわかりません。すごくいいことではあるんですけど、きっかけはまったくわからず。季節が夏から秋に移ろいゆく中で、夜の空気が自分にも合ってきたのかもしれないなぁと自己分析したりしていますが…不思議なこともあるものです。。

その反面。変わらないのは夜の調子の悪さ。朝はだいたい調子が良くて、昼もまだなんとか大丈夫。夕方くらいになると怪しい空気が漂い始め、夕食時にはイマイチなことが多い。大好きなビールが「苦い」「不味い」と感じることもしばしば。こうなったらもう横になって寝るしかない。時間にして、20時から21時には就寝してしまいます。でも朝はその分早起きで、早い時は5時には目が覚めてしまう、なんだか健康なご老人みたいな生活を送っています。いま主治医の先生と一緒に取り組んでいるのは、夜集中して投薬してもらっている薬たちを昼に少しスライドさせることで、一日中なんとか元気に過ごせるようになること。でもこれを検討できるようになったのも、毎日睡眠がある程度安定して計算できるようになったことが大きいです。

まぁ、とはいうても。平日の昼間に疲れて眠ってしまうこともよくあり、1時間のお昼寝タイムを経由してなんとか一日を終えることが多いことは変わらず。会社に行けるかどうかというところまではまだ遠い…。復職期間終了のタイムリミットまで間に合うかどうか。自分は半分あきらめてはいるところですが…。主治医の先生も、まだ復職を考える段階ではないとおっしゃっていましたし。半ば、自分の中ではいまの会社で再度働ける自信、あんまりないんです。いい会社で、やりたいことをやりたいようにやらせてくれるところあるんですけど、なんというか、自分の中で確固とした「働く目標」がないというか。

振り返れば、休職開始したのは2019年11月。あとどれくらい休めば、自分の中で自信をつけることができるのか。それともこのままニート的な生活を送ることを選ぶのか。未来をあれこれ考えることは、現段階では不毛な感じがするので、意図的に考えることを避けています。が。あと数カ月後の自分がどうなっているのか、不安。ひたすら不安。なんとかなんとか、うまく過ごせればいいなぁ、と思っています。

おまけ・自死について

ここ数日、自分の命を断ってしまった方のニュースを聞くことが多くなりました。私も一番最初にこころの病気を発症した時は、本当に死にたいと思うこと、多かったです。わりと本気で考えたことだって何回あるか。電車に飛び込むのは多大な迷惑を掛けるから嫌だなぁ、とか、勤務先のビルの屋上から飛び降りたら楽に死ねるかなぁ、とか。素直に、至ってナチュラルに、生きる/死ぬを悩んでいたこと、あります。

そのときに私を救ってくれた言葉。それは「どうせ死ぬにしても、今の状況から逃げればいい。どこかで生きててくれればそれでいい。せっかく頂いた命なんだから。」とどなたかに声をかけていただいて。目の前が、仕事や人間関係で八方塞がりになって、生きるか死ぬかを考えるのは、視野が狭くなっている状態です。仕事や人間関係、すべてほっぽりだしてどっか遠いところに逃げて楽になるくらいなら、そうやって生活することだって、考えたっていいじゃないか。あぁそうか。そういえばそうだった。この意見を聞いてから、すこしだけ正直になった自分がいました。仕事が合わなければ、実家に帰ってneetになってもいいかもしれない。もしくは、誰も知らない地域に一人旅でもすればいいかもしれない。産後うつで子育てに限界を感じた時、もしかしたら知人や行政がなにか助け舟、出してくれるかもしれない。選択肢が増えれば増えるほど、最悪の選択肢を選ぶ確立だって狭まると思うんですよね。

心療内科の先生だって、自分に合わなければ、少し気分を変えて他の先生の意見を聞いてみることだっていいかもしれない。「心療内科に行くこと」がためらわれる方だっているかも知れませんが、このご時世、意外とお仲間はたくさんいます。10年前と比べるとよりポピュラーな存在になっているのが心療内科です。身体が風邪をひいたときは内科にかかるのと同じように、こころが風邪をひいたときは専門の先生に診てもらうのがいい気がします。自分の鬱々とした状態を第三者となる先生に話すことだって、もしかしたらストレス解消になるかもしれませんよ。

私自信、今、結構な後ろめたさを感じながら生きています。何も仕事せず、傷病手当金に頼りながら、なんとか再起のチャンスを伺っている状態。きっと、こんな生活していたことだって、「自分の生き方だったんだ」と割り切るのに、おそらく数年はかかるでしょう。(正義感の強い人であればあるほど、時間はかかります。)でも、絶対に自分の選択に納得のいく日が来ます。だから、無理しないで。逃げ道はたくさん、どこにでも転がってますよ。がんばらない勇気も必要。せっかくだから、なんとか生きてやろうじゃないですか、ねぇ。