ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

バッファロー製外付HDDを分解せよ

テレビの録画領域の拡張作戦。使ったのは、自宅に放置されていた故障しているバッファローの外付HDD。ドライバーでガワをこじ開け、中身を換装して無事認識してくれました。一安心です。

本日の駄文

久しぶりに調子の良い一日。2時間近く散歩をすることができました。帰ってからくたくたになって何もできない日もありますが、今日はこうやってPCに向かうことができています。こころの病気は一喜一憂してはダメなのは百も承知ですが、それでも、調子の良い日はうれしいものです。

バッファロー製外付HDDを分解せよ

私のテレビ(東芝レグザ・MX510)には、録画用のハードディスクが1つぶら下がっています。が、いつもパンパン状態。録画残量1時間…という事態が続いています。なにも我慢せず、諭吉さん握りしめてバッファローの外付HDDを新たに購入すれば万事解決ジャナイカ、と思うのですが、、こういうところで私妙にびんぼくさいんです。今あるゴミ機器で、なんとか録画領域を増やすことができないか。手元にあるガラクタ資産で錬金術ができないか。あった材料はごらんの通り。

  • 認識しなくなったバッファロー製外付HDD(HD-LCシリーズ)
  • 予備で購入したけど使っていないPC用3.5inchHDD(Seagate)
  • ありあまる時間、ちょっとの知識とそれなりのコツ

ありあまる時間を使ってネットの海を探してみると、意外とみなさんバッファロー製外付HDDを分解し、新しいHDDへ換装している記事をみかけました。だったら、もしかしたら私にもできるかも?思い立ったが吉日、さっそくやってみました。

分解する過程については、以下ページを参考にさせていただきました。

amazing555.spaceバッファローの外付HDDは、もともとレグザブルーレイ用として購入したものですが、気がついたときにはHDD起動時にカラカラと音を出していました。当然、REGZAでは認識しない状態。私の推理としては、こういうときは9割5分HDDが逝っているので、HDDだけ換装してあげればTVの録画用HDDとして再利用できるんじゃない?と。

作業はなかなか大変でした。バッファローの「HD-LCシリーズ」は、ネジがない代わりにぴったり爪が噛んであるので、それを精密ドライバー→マイナスドライバーで力任せにガコッと外す、手荒な真似をしました。(プラスチックは当然傷だらけになりましたが、別に中身のHDDが無事ならば全く問題ない)出てきたHDDはSeagate製。さっそくPCにつないでみると…極めて不安定な認識具合。10回に1回は認識してくれるときもある、といった感じで、いつも利用しているCrystalDiskInfoのShizukuちゃんに「ちょっとよくわからないみたい…」なんてセリフを吐かれてしまう。はい、ゴミ箱行き~。

あとは簡単。所詮中身は普通のSATA接続の3.5インチHDDなので、故障HDDがあった場所に新品のHDDを取り付け、プラスチック製の爪を元通りにバチンと閉めて、もう一回Shizukuちゃんに見てもらうと「問題ないみたい。」ですって。そりゃーそうじゃ。あとはテレビのUSB接続口にUSB3.0HUBを這わせて、2個のHDDを並べて、スイッチオン。なんの難しい作業もなく、録画領域の拡張は終わったのでした。

今回の作業、一番大変だったのはバッファロー製HDDをこじ開ける部分。確かに市販品、分解を前提としていない製品だけあって、ネジを一本も使わず、HDDへの衝撃を吸収するようなシートや防振用のゴムを使っていたり、さすがだなぁと思いました。ま、良いオトナは真似をせず、壊れたら新しいHDDを購入するほうが労力はかからないと思いますが…こういった方法もあるよ、ということで~。

最後に、今回の作業に利用した商品たちをご紹介。

まさに今回壊れてしまった外付HDDです。(私の製品は3TBのSeagate製HDDが中身でした)ドライバーで、ピッタリハマってあるプラスチックをグリグリ強引にこじ開ける作業はなかなか根気がいる作業でした…。

今回利用した(自宅に余っていた)HDD。Seagate製はWD製に比べると若干故障率が高いような気がするんですが、価格が安いのはSeagate製。私の持論は「HDDは壊れるときは壊れる」なので、あまりメーカーを気にせず、いつもそのときに一番安い製品を選んでいます。

…と書いた以上、Western Digital製も一応ご紹介しておきますね。私は自分が利用するNASに関してはWDとSeagateを半々で分けています。(同一事象で一気にデータが壊れるのを防ぐためのおまじないみたいなもんです…)

USB3.0のハブも、そんなにこだわらなくても大丈夫(だと思います)。いまではすっかり1,000円でこういったメーカー製を購入できるので、テレビなんかには信頼性からこういった名の通った製品を選ぶのがよろしいかと。(USBポート10個!とかいう製品は中華製品の独壇場ですけどね…)