ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

クルマに接続する音楽ソースを考えてみる

クルマの中で、あなたはどのように音楽を聞いていますか?USB?ストリーミング?最近では選択肢がたくさんあって困っちゃいますが、いろいろとわたしも方法を考えてみました。ご参考になれば。

本日の駄文

本日、KDDI(au)がスマホ料金新プランを発表し、主要3社が出揃いましたね。先に発表したDOCOMOやSoftbank料金の下をくぐるような料金設定。どの会社もオンラインでの契約専用となるみたいですが、ナイスシニアな皆さまはオンライン契約なんてダメなんだろうなぁ…と考えてみたり。なかなか難しいですよね、スマホの設定って…。

クルマに接続する音楽ソースを考えてみる

いま、わたしは愛車Golf Variantを手放し、新しいクルマを待っている状態です。(クルマの購入日記に関しては現在執筆中ですので、続きが気になる方はもうしばらくご辛抱の程を)いままでのGolfにくっついていたのは、SDカードだったんです。グローブボックスの中に2スロットあるSDカードスロットは意外と使い勝手がよく、1枚は音楽専用、1枚は映像専用という使い方をしていました。

しかしながら。最近のクルマ、こと国産車に関して色々と調査すると、SDカードを採用しているクルマの少ないことと言ったら!ほとんどがUSBを差し込むタイプorBluetooth等無線で飛ばす形式になっていて、いままでのSDカードが使えない、ということになりそうです。というわけで「今回は車内でどのように音楽を楽しむか」について考えていたいと思います。

1-1.USBポートにUSBメモリを差し込む

いっちばん簡単、かつみなさんが思い浮かぶ形式がこれでしょう。Cセグのクルマ、MAZDA3やカローラスポーツ、インプレッサでもUSBポートは備えられていたので、ここにMP3やAAC、もしくはFLAC等で曲を入れてあげるのがセオリーというもの。でも、これだとUSBメモリ容量がすぐに埋まってしまう可能性があります。ちなみに、わたしが前車で利用していたSDカードは128GBでしたが、これでも利用領域はいつもカツカツでしたからねぇ。

車内のUSBポートに繋いで、違和感のないようなごくごく小さなUSBメモリだと、たとえばSandisk製のこんなのがあります。実家のコンポに入れて使っていますが、本当に目立たないのでビジュアル重視であればおすすめです。ただし、不安なのは高温による熱暴走が起きてしまうかも、という点。ただでさえ夏の車内は室温が高くなるであろうし、読み込みを頻繁に行ってしまうとUSBメモリ自体、触れなくなるような高温になります。32GBで800円、64GBで1,200円とお手頃価格なので、何個か持って使い分けるにはいいんですけどねぇ。。。

1-2.USBポートにmicroSDカードリーダーを取り付ける

USB自体が発熱しそうだとすれば、他の方法はどうだろう。そんなわたしが考えた次善の策は、記憶領域が極力熱を持たなさそうな構造であればいいんじゃないか。ただ、USBポートに刺して、それほど図体がでかくない、違和感がない大きさのもの、ないかしら。ネットの海を探して見つけあてたのが、バッファロー製のmicroSDカードリーダー。お値段なんと330円。

実際に使ってみた感想としては、なんとなくいけそうな気がする、という感じ。少なくとも、1-1で述べたUSBメモリを複数個持つよりは、microSDを何枚か持つほうが省スペースな気がします。microSD、気がつけばわたし、秋葉原に行くたびに買って帰ってくるので、もはや何枚あるかわからない状態。お値段もお手頃で、128GBで約2,000円といったところです。

microSDの収納についても、カードケース型の収納ケースがあるので、これで並べて保管しておくととってもいい感じです。車内の限られたスペースにも置けて、なんてったって見た目もスマート。

1-3.USBにSSDつけちゃう

なんというか最終手段になってしまいましたが、容量が足りなくてしまって困っているんだったら、でかい容量が入る媒体を選べばいいじゃない。USBメモリでもmicroSDでも大容量のものはありますが、いかんせん価格帯がバカ高くなってしまい、費用対効果という面で少しだけ怯んでしまうことがあります。(1TBのmicroSDは15,000円前後しちゃいます)

だったら、安定性も考慮した上で2.5インチSSDをグローブボックスの中にでも突っ込んで置くのはいかがでしょうか?もっと容量が欲しい方はHDDという手もなくはないですが、常に振動がある環境でHDDを常用するのは自殺行為に近いので、値段が多少高くなったとてSSDにしておきましょう。たとえばCrucialの1TBであればいま10,700円で購入できますから、これに外付け2.5インチケースをつけてあげれば出来上がり。力技かもしれませんが、意外とハマるかもしれませんよ。(実験はしてませんので今後機会があったらチャレンジしてみます) 

Inateckの2.5インチケースはわたしも持っていますが、極めて普通に使えますよ。ケースのお値段は、なんと1,000円。随分安くなったもんですねぇ。

2-1.スマホ&Bluetoothを活用し、音楽のストリーミングサービスを利用してみる

いままでは、USBを活用した音楽の再生方法を考えてみましたが、イマドキっぽいことを考えてみるとすれば…Bluetoothで自分のスマホの音源を飛ばして再生させることが、素直で簡単ですよねぇ。若者たちがよく使っている、アレです。SpotifyとかAmazon Musicとか。月額費用を払わなければならなかったりするのが嫌なのであれば、まずはSpotifyを無料でお試しで使ってみるのもいいかもしれません。(無料が故に、頻繁に入ってくるCMがうざいのが玉にキズですが)意外なほど簡単で、自分で音源を持たずにストリーミングで全部済ましてしまう。極めて今風、かつ簡単な方法です。でもスマホの通信容量に気をつけなきゃいけないのと、そもそもスマホの電波が飛んでいない山奥とかでは活用できないのがネックではあります。

2-2.スマホ&Bluetoothを活用し、自宅環境に接続して音楽をストリーミングする

もはや、自分のお気にいりの曲がありすぎて、何を選んだら良いかもわかんなくて、クルマの中でも好き勝手選びたい!という方、ないしは、ストリーミングサービスではカバーしきれないご自分のレア音源も車内で聞きたい!という方向けの最終手段です。ストリーミングサービスを使うのは2-1と一緒ですが、ここでの接続先は自宅のネットワーク。難易度高いって?まぁそう言わずに少しだけ付き合ってくださいませ。わたしが行ってみた実際の方法をご紹介しますね。

わたしの音楽ライブラリは、PCを使ってMP3/FLACに変換、それをSynology製NASに溜め込んでいます。(数千曲あるかと思いますが、家庭内で聞く分にはタイムラグを感じさせず、普通に聞けます。)で。SynologyのNASは、わずか数クリックでスマホ環境から音楽を探すアプリがあります。(DS audioというスマホアプリがiphone/android双方でリリースされています)NASの設定は結構難易度高いかもですが、これを利用すれば、簡単にVPN接続で自分の家のサーバーとリアルタイム通信し、好きな音楽を車内で聞くことができるんです!最初に実験したときは感動してしまいました…。

もっとも、FLAC等で音源をダウンロードしてしまうとあっという間にデータ量が膨大になってしまいますから、MP3程度でとどめておくほうが良いかと思います。とはいえ、なんせ自宅環境がシームレスで車内で楽しむことができるんですから。自己満足度、とても高し、です。

わたしはちょっと無理して4ベイのNASを買ってみましたが、今思えば2ベイ、4TBのミラーリングでもNASの機能としては十二分ですね。音楽だけで4TBなんて使いきれませんから。写真やDAW等にこだわる方は容量も検討されたほうが良いかもしれませんが…。

まとめ

ながなが、つらつらと書いてしまいましたが、わたしが車内でいつも聞くのはラジオだったりするので(笑)、上記の手段のあわせ技で音楽を楽しみたいと思っています。具体的には、

  • お気に入りのアーティストのいつもの曲を聞く → FLACでmicroSDを数枚持って、microSDカードリーダを介してUSB接続
  • ラジオの代わりにダラダラと最新ヒット曲を聞く → Spotify/Amazon Musicをストリーミング
  • たまーに急に聞きたくなった曲を探す → 自宅NASからストリーミング
  • どうしても聞きたいラジオがノイズが酷い → Radikoプレミアムをストリーミング

という方法になっています。あなたの車内の音楽環境がより充実したものになれば幸いです。(あー、すっごい長い記事になってしまった、すみません…)

その後(2021/04/26追記)

結局なんですが…現在わたしのMAZDA3、グローブボックス内のUSBには1TBのSSDが刺さっています。128GBや256GBのmicroSDカードも利用してみたのですが、結局家にある音楽/映像をすべてSSDに入れるという荒業にでてしまったのでした。これが想像以上に快適。BUFFALOの小型SSDの小ささもあって、本当に管理が楽になりました。こういった方法もありますよ、ということで。

↓実際に購入した記録 

hamabasso.hateblo.jp

↓なにが一番優れているか、についても改めて記事にしました。やっぱり、転送速度が一番早いのが最高of最高です。

hamabasso.hateblo.jp