ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

コントラバス弾きの「国産車」選び2020(5)インプレッサ

インプレッサ。国産車然りというフォルムではありながら、なかなか運転しやすいし、何より2.0リッター選んでも、安い。これはこれで十分に魅力的です。

本日の駄文

緊急事態宣言の範囲が拡大され、昼でも不要不急の外出も控えるようにお達しが出そうな予感大です。そんな時期に、なんてのんきにクルマ選びしてるんだ!というご指摘を受けそうですが、わたしのクルマ選びは2020年年末~2021年年始にぎゅっと一週間半、濃縮して行っております。そういった面ではご安心(?)いただけますと、これ幸いでございます。

コントラバス弾きの「国産車」選び2020(5)インプレッサ

前回の記事はこちらから。

MAZDA3、カローラスポーツ、2台のクルマに試乗した後。わたしはもう1台のクルマを試乗させていただくべくスバルへお伺いしました。その名はインプレッサ。先代のインプレッサも一度試乗させていただいたことがあるのですが、そのときはあんまりよい印象がありませんでした。(今のモデルの一つ前になりますからねぇ)さて、マイチェン後のインプレッサ、その実力はいかがでしょうか?

今回の目的は1.5リッターのインプレッサ、どれくらいの馬力があるのか。Golfの1.2リッターターボと比較すると少し物足りなさを感じそうな気がしますが…というわけで、わざわざ1.5リッターのインプレッサがあるお店に電話アポをとって直撃。担当についてくれたのは、いかにもクルマが好きそうなお兄さん。この時点で高評価。(やっぱり、担当についてくれる営業さんで印象変わるよねぇ…)

コントラバスが積めるかどうか

やっぱり、いちばん重要なのはここです。他のクルマと比べると、すこーしだけ余裕があるような気がするのですが…(昔はインプレッサをショートワゴンとか言ってた時期もあったしね)というわけで、ハイドン!

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他2車と比べると、使い勝手よさそう。

以前のインプレッサは、外観イマイチ、荷室もホイールハウスがせり出しているおかげでスペースは結構狭かった印象があったのですが…今回のインプレッサの荷室は、他候補2車と比べると荷物の出し入れがしやすそうです。トランクルーム内にもいろいろな仕掛け(フックとか)があって、これも重宝しそうな予感。

ちなみに。ご参考までに噂のアイツの荷室も撮らせていただきました。ハイドドン!

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いいですねぇ、この余裕。車格が上がっただけのことあります。

できたてほやほや、MC後のレヴォーグです。以前からずーっとレガシィは憧れがあり、水平4気筒BOXERエンジンから憧れのクルマだったんですよね。サイズが大きくなってしまったレガシィ、それに代わる日本サイズとして出てきたレヴォーグ、そのMC後。間違いなく楽器も入るし、お金があったら本当に乗りたいクルマです。今回は、為参考として…。いつかは乗りたいぞ。

試乗してみて

外装。ひたすらに運転しやすさにフォーカスしたような印象を受けました。なんだかとても印象的だったのはサイドミラーがでかいこと。MAZDA3の2倍位あるんじゃないか、というイメージです。外から見た感じは、いわゆるふつーの日本車、といった感じ。馴染みやすいともいいましょうか。

内装。結構好印象です。アナログメーターが2つ並んで、真ん中がTFT液晶。カローラスポーツのような未来感はありませんが、見やすい。センターコンソールにいろいろな情報が出る仕掛けも、思ったほど視線の邪魔にはなりません。前も後も視界が広く、死角になるような場所も見やすくなるような細かい仕掛けがいっぱいありました。普通のナビを後付で選べるのもいいですね。(ただ、7インチナビになるけれど…)

乗ってみると。運転は非常にしやすいです。ヒップポイントも他車にくらべるとちょっとだけ高く、見通しの良さにもつながっています。剛性感も非常にあり、乗っていてしっかりしてますが…1.5リッターではやはり少し物足りない。トルクが細い印象を受け、今乗っているGolfと比べるとランクダウンしてしまった感じ。

はうまっち?

担当さんに思ったことを正直に伝えたところ、(Golfを駐車場まで移動した際に、現車に乗ってもらっていました)おすすめしていただいたのは、いっこ上級の2リッターモデル、2.0i-L Eyesight。このモデル、実は1.5リッターボディよりも剛性がさらに上がっているそうで、当然ながらパワー、トルクも強く、太くなります。

音にこだわりたい私としては、ナビがPanasonicだけではなくDiatoneを選べるようになったのも良きポイント。これで仮の見積をとってみると…コミコミ(ナビとかも含めて)およそ300万。おっと、これでは1.5リッターのMAZDA3と変わらないではないか!ワンプライス提示のMAZDA3と比較して、安い、確実に安い。営業さんも「このモデル、おかしいほどお買い得なんですよね」って言ってましたよ。

さらに。残価設定ローンのご案内も受けたのですが、これもスバルならではの面白いオプションが付加されていました。ドアパンチとか、バンパー修理とかの修理費がかからない、面白い仕様でした。精神的に凹むイヤさを考えるのであれば、残クレも面白い選択肢だなあ、と思いました。

まとめ

正直、心がゆらいでます。MAZDA3、本当は乗りたいんです。ビジュアルにノックアウトされているんです。でも、高い。車内の高級感があって、オプションてんこ盛りだとしても、1.5リッターで300万円出すのは高いと感じてしまいます。翻ってインプレッサ。馴染みやすいデザイン、日本車らしいデザインですが、クルマを「モノ」として割り切ってしまえばすっごいお買い得。乗り出し300万円でいけるのは魅力的に映りました。

本当のことを言えば、MAZDA3、2.0リッターで300万なんてクルマがあれば魅力的なのに。なんてことを考えながら、MAZDA3の中古車(新古車扱い)も視野に入れつつ、引き続きクルマ探しを続けることにしました。ときは2020年12月下旬。年を明ければ違った展開もあるかもしれないなぁ。運命の糸、その辺に転がってないかしら。

次回へ続きます)

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日本車らしい顔。ザ・普通。キライじゃないけどね。

 

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