いろいろオンラインストレージを比較しました。私の場合、一番使いやすかったのは、結果Dropbox。次点はBox、といったところでしょうか。
本日の駄文
オリンピックの女性蔑視発言問題、早々にケリがついたような感がありますが…。いまってそんな段階じゃないような気もしていて。ふと考えると、オリンピックまであと6ヶ月。ワクチン整備すら整っていないような段階で、世界中から客人をおもてなしするだけの力が、この国にはあるのでしょうか…。どうもこの話題になると悲観論が先に出てしまう私です。ネガティブだなぁ…。
オンラインストレージ 4選(Dropbox,GoogleDrive,OneDrive,Box)
個人でオンラインストレージをなんとか利用したい、という記事を以前書きました。
これに対して、いろいろと自分なりに調べ、使い、印象をかんたんに纏めてみたアンサー記事です。情報としては出尽くされている感じもしますが…自分の知識の整理も兼ねて書き留めておきます。皆さまもご参考になれば。
お手軽に使えるオンラインストレージ・Dropbox
- メールアドレスが必要(もしくは、GoogleアカウントかAppleアカウントで代替することも可能)
- 無料で使える領域は2GBまで
- いわゆる「ファイル置き場」機能に特化しているため、(わたしは)とっつきやすい印象を持った
- 登録し、同時に利用できる機器が3台まで。(私の場合、メインデスクトップPC、モバイルPC、スマホの3台連携ですが、もっと同期させたい機器がたくさんあるのがもどかしい)
- 課金しようとすると2TB・1200円/月という結構高価なプランしかない。せめてもう少しお手頃なプランがあればいいのだけれど…
Google使いにはもってこい?GoogleDrive
- Googleアカウントが必要。(xxxxx@gmai.comのアドレスを取得する必要あり)
- 無料で使える領域は15GBまで。(十分な容量にも思えるが、gmailやGooglePhotoの領域とも共有している。今後スマホで撮った写真もすべてGooglePhotoとして保存したいので、若干心もとない容量ではある)
- Googleの各種サービス(いわゆるGoogle版WordやGoogle版Excel)との親和性が高く、Web上である程度の操作も可能
- 何も設定しないと「デスクトップ・ドキュメント・画像」の3フォルダが勝手に同期されてしまう(回避策として、アプリインストール直後の「同期」のチェックボックスを外す必要がある
- 何も設定しないと、同期用のフォルダは「Cドライブ配下」に勝手に設定されてしまい、Cドライブ圧迫の一要因となる(回避策として、インストール時に同期用フォルダを指定してあげればOK)
- 何も設定しないと、Dropboxのようないわゆる「共有スペース」の使い勝手が悪くなる(回避策として、インストール時の「GoogleDrive」フォルダをスタートメニューにピン留めしてあげれば、多少使い勝手は良くなる)
ワケガワカラナイヨ、OneDrive
- 利用するのにはMicrosoftアカウントが必要
- 無料で利用できるスペースは5GBまで
- MicrosoftのWordやExcelをいろいろなところで作業する分には使えそう
- 何も設定しないと、PC環境ほぼ全て(デスクトップ、ドキュメント、画像etc.)がすべて同期されてしまう。設定を解除していいのかどうか判断にとても苦しむ。試しに「同期しない」設定を「同期する」設定に変更してみたら、過去のデスクトップアイコンで画面が一瞬にして埋め尽くされてしまい収集がつかない状態なう。
- ふつーにPCを利用される方であれば便利なのかもしれないが、私のようにいろいろカスタマイズして利用したい方にとっては「いつ、なにが、どこで行われているか」が見えにくい。(よって信用できない)
- こんな方もいらっしゃったので為参考。OneDriveを端的に表していると思います。
- あとは詳しい利用方法はMicrosoftの解説サイトがわかりやすいかな?私は無理して使うのを止めたのであんまり関係ないけれど…。
信頼度は高い?Box
- 利用するにはメールアドレスが必要
- 無料プラン(Individualプラン)は10GBまで、1ファイル250MBまで
- 利用方法に若干の癖があり、基本Web上で操作するイメージ
- ただし、PCから操作する際は「Box Sync」というソフトをインストールすることで、エクスプローラ上に共有ファイルが見えるように設定することが可能(ただし、このファイルはデフォルトだとCドライブ-ユーザー名配下の容量を利用するのでファイル容量の圧迫には注意)
- 大企業がこぞって利用しているイメージ。それだけ安心度は高い?
なんとなく、まとめ。
なんとなく、世の中に出回っているクラウドストレージサービスを4つ並べてみました。本来であればAppleのオンラインストレージも追加すべきところですが…それは私がWindows使いであるから使いづらそうで、調べてないんです。ゴメンナサイ。
一番、使い勝手が良かったのはやっぱりDropboxでした。インストールする際に一通りぜーんぶ自動で設定してくれるので、初心者にとっては使いやすい。ただし、マイナス点は、無料だと「容量は2GBまで、同期できるのは3つの端末まで」という致命的な拡張性の低さ。お布施すれば使い勝手が良くなるだけに、これは大変に残念。PCを会社と自宅で1台ずつ、スマホ1台とライトにファイル共有したい、というライトユーザーの皆さんはこれで十分なんですけどねぇ。(私には無理でした)
もう少しヘビーに使う予定があれば、次点は「Box」でしょうか。これもWebでアカウント作成、Box Syncというソフトインストールという2クッションあれば、エクスプローラ上からファイルを扱うことができるし、Web上からも簡単にアクセス可能です。試してはいませんが、同時接続端末数の制限もなさそうだし、操作上のちょっとしたクセみたいなものを克服できれば、非常に簡単に10GBのファイルを共有することができますね。
GoogleDriveは、GoogleメールやGoogleフォトを利用している私としては15GBの容量をできるだけ空けておきたいのが正直なところです。OneDriveに関しては…いったいどうやって使うのが正解なのか、ワケガワカラナイヨ…。
これで自分の中でもクラウドストレージサービスの違いがよくわかりました。みなさまも、それぞれのニーズに合ったサービスをお使いいただけるとよいかなー、と。まー、よく区別がわからなければ普通にDropboxが一番使いやすいかなぁ、とは思いますけどねぇ。
すんごいどうでもいいんですけど、Boxと聞いて一番最初に思い出すのは、自宅で大活躍しているフェローズのバンカーズボックス。手頃な大きさ、意外と頑丈な躯体。なかに書類を満載しても持ち運べるその容量は、長年の収納感覚から導き出されたものなんでしょうかねぇ。