ヘ音記号のひとりごと

モノ多め、音多め。日々徒然なるままに生きていきたい。

イヤホン(47)Jabra elite 85t

Jabra elite 85tの簡単レビューです。。。とはいっても、いまなら少しタイミングが悪い。これ購入するのであれば、先代のJabra elite 75tとか購入したほうが懐が幸せになれるような気がするのです…。

本日の駄文

週末は本当に「春の嵐」という表現がぴったりでしたね。私も夕方から調子を崩して若干寝込んでいたのですが、今日はなんというか春らしい陽気。お弁当もって花見と洒落込みたいところですが、やっぱりまだまだコロナは怖い。まだ気軽に外に出るのには気がひけるところではあります。

イヤホン(47)Jabra elite 85t

Jabraの名前は、以前はよくテレビ会議用のマイクシステムとして聞くことの多かったメーカーです。(私も商材として扱ったりしましたねぇ)そんなJabraが、TWE界隈に進出!というニュースを聞いたのが数年前。私も安くなったタイミングを見計らって、初代TWE,Jabra elite 65tを購入し利用しておりました。さすがにマイク性能はよく、電話している際には全く抵抗がなかったのですが、そのハウジングの大きさはどうしても自分の中で許せなくなり、残念ながら知り合いに格安でお譲りすることで余生を送っているところです。

で。その後継品が皆さんご存知のJabra elite 85tとなります。この機種は、Jabraの中では初めてANCを搭載したもので、発売したと同時に欲しくなり、しばらく様子を伺い、なんとか金策ができた時点で購入と相成りました。このとき、この85tの値段はいまと同じくらい。だいたい24,000円前後だったと思います。

んが、現在では一個前の機種であるJabra elite 75tが大特価、13,000円で販売されていますね。この機種もアップデートすることでANCができるようになるというとんでもないシンカができる機種になっています。もし、Jabra製のイヤホンを物色しているのであれば、よほどのことがない限りはお値段約半額の75tをお勧めしたいところではありますねぇ。。。(泣)

そうはいっても、私が購入した85tだって、決して悪いわけではないです。むしろとってもよい。そこを今回はご紹介していこうと思います。

まず、ANC→Hear Thru→Offの切り替えを物理ボタンで簡単にできることが一番のお気に入りです。よくANCしながら買い物していると、レジのチェッカーさんに「袋はいりますか?」「割り箸つけますか?」なんて話しかけられることがありますが…これは大丈夫。側面のボタンを一回押せばANCをキャンセルすることができるので、すぐ応対することができます。地味ですが、使いやすいポイントです。

音について。若干低音よりかも知れませんが、総じてフラットな印象を持っています。私の耳は、前回のイヤホンブログでもご紹介させていただいたとおりSennheiserで育ってしまっているので、ちょっとだけ中低音過多のほうが耳障りが良いんですけど、概ね自然なバランスで聞こえてきますね。イコライザーはアプリでも調整ができたはずなので、そこでお好みのバランスの音を追い込んでいくのもありかも知れません。

最後に、地味にもうひとつ使いやすいポイントが、qiに対応していること。いちいちケーブルを差し込んで充電するのがめんどくさい場面で、qiの上に置くと自然と充電が始まるのは、結構厄介なひと手間が減るという意味で画期的でした。(自分の利用しているiphoneはケーブル充電しているのにねぇ…)

まとめ。Jabra elite 85tはかなり使いやすい製品です。先代から比べると、ハウジングも小さくなって装用感も良くなり、かなり使いやすい機種になりました。qiに対応しているのも毎日のお供に連れ出したくなる美点です。ただ、その値段の妥当性がどうかというと…正直24,000円では高いと思います。ANCが付いていないとはいえ、SennheiserのCX 400が13,000円で購入できてしまいますし、別にSennheiserではなくてもひと世代前の75tだって13,000円で購入できてしまいます。どちらか困ったら、いまならどちらか(もしくはどっちも!)を購入するのが幸せだよなぁと思うんです。あと1年くらい経過して、この製品が15,000円を割り込むようになってきたら…そのときこそが買いどき。優秀な製品ですから、値段が下がるまで待つのが吉だと思いますよ。

前回のSennheiser編でべた褒めしたCX400 BT。やっぱり優秀というか、かゆいところに手がとどくというか。ANC機能こそついていないけれど、音楽が聞きたかったらこちらの機種をお勧めしたいところですねぇ。